週末はお花見に行ってまいりました♪

先々週あたりに日程を決めた時、
「多分もう散っちゃってるだろうけど、ピクニックですね。」
と言っていたんですが、
先週の寒波のおかげで見事に満開な桜。

気候も良く、心地よく過ごせたお花見でした。
さてさて、ワタクシの顧問先企業様。
工場見学を開催しているのですが、同業者ウェルカム♪とのこと。
製造業の皆様、やはり警戒するのは模倣されることなので、
警戒が厳しくなったりもします。
顧問先企業は、その地域ではNo1の企業なのですが、
社長がおっしゃるには、
「模倣しようとしているうちは勝てない、
だからうちは負けない」とのこと。
他社が自分の工場を見て、これ位かぁと思うと、
「そこまですればいいんだ」と思うので、
伸びてきても、そこまで(今の自分の位置まで)。
だから、自社もその間、努力すれば抜かれることはない。
けれど、それを秘密にしていると、
「あれもできるんじゃないか」
「いや、ここまでいってるんじゃないか」
と、疑心暗鬼が加速して、ライバルがメチャクチャ努力する。
だから、
ライバルがどこまで力を伸ばしてくるか分からない。
だから、トップ企業である自分が工場見学
=ノウハウ公開をすることは、
トップである〇〇社はこれくらいなんだ、
じゃあ、自分もそこを目指そう。となるので、
それ以上の存在にはなりえないとのことなのです。
模倣させているうちは、負けない。と。
しかも、
すごいかどうかって、見ても分かんないってことに気付いたと。
「うちの工場、見ただけじゃすごそうに見えないんだよ。」
って何が!?と思ったんですが、
正直な同業者さんがいらした時、
「
別に、普通だね〜」と言われたと。
ただ、一時間当たりの処理能力を説明したらビックリしていたと。
同業者が驚くくらいの生産性だったんですね。
ただ、機械の大きさが違うわけでもなければ、
働いている人もアクセクしておらず、
むしろ余裕をもって動いている。
それ以来、ノウハウを公開しても、
そのすごさが分かる人って、本当、少ないんだと思ったとか。
さらに、こっちに呼んだからには、
先方に、「工場見せてよ。」と言ってもNOとは言えないと。
@自分が他社の目標でいるうちは、絶対に負けない
Aノウハウを公開しても、そのすごさが分かるのは一部
B自社が公開すれば、他社もNOと言えなくなる。
と、自社の工場を、競合他社に公開するのは、
良いことだらけとのことでした♪