2015年02月13日

ピンクは一色ではない!

前回が「色」のお話しだったので、
その事例を!


皆さん、
車で、最も販売されている色はご存知ですか?

シルバーとグレーなど、
どこまでの括りをするかにもよりますが、

世界
1位
:ホワイト
2位:ブラック
3位:シルバー
4位:グレー

※シルバーとグレーを一色にくくった場合は、
 シルバー・グレーが2位


日本
1位:ホワイト
2位:ブラック
3位:シルバー

※アクサルタ コーティングシステムズ(世界的塗料メーカー)
 2013年版自動車人気色調査報告書


多少の違いはあるものの、
有彩色がゼロ!! ((((゜д゜;)))) 



それを踏まえて・・・
ザックリとした説明にはなりますが。


ホンダ フィットの「シーズ」シリーズは、
女性が中心となって開発し、
2010年に誕生したシリーズ。

ボディカラーにピンクを取り入れようと決めました。


ところが、ところが、
開発チームの男性上司は、
ピンクピンクだと思っていたのです!(笑)


色というのは、
WEB用の基本色だけでも、これだけの種類があり、
原色大辞典.png

このあたりがピンクでしょうか?
ピンク.png

(画像:原色大辞典より)

細かな差を入れたら、色の差は数百。


なのに、
男性陣は、色の検討を「ブラック」「ホワイト」
同じレベルでしか考えていなかったのです。

開発チームの尽力により、
シーズには、他より何倍もの色検討時間&費用が、
捻出されたようですが、
フィット シーズ.jpg
(ホンダ HPより)


男性陣には、
ショッキングピンクも、パステルピンクも、
ピンクとしかとらえられないんでしょう。

批判しているわけではありません。
逆に、女性も、一般的には、
自分が興味のない分野

例えば、ステレオの音質や、パソコン等機械の性能には、
同等の関心しか持てない方が多いでしょう。


さらに、
「ピンクが好き」というと、
ピンクを前面に押し出せば?というと、
それも違う。

席のシートやマットは、
茶色のシートピンクのパイピングと、

子供っぽくなりすぎず
小技の効いた造りになっています!
パイピング.png


他にも、
当時珍しかったUVカットの窓や、
プラズマクラスターの空気清浄付加で、

フィット シーズシリーズは、
大ヒットし、
期間限定 特別仕様車の予定が、カタログ掲載車に。



現在は、
この色は販売されていませんが、

フィットは、
ビビッドカラーやマットな色彩など、
他車種に比べ、「色」にはかなりのこだわりが見られます。


車の競争戦略・差別化というと
燃費競争が過熱していますが、

日本産機新聞によると
2014年度、大手8社の研究開発費は2兆5,270億円


根本の技術向上は、絶え間なく必要ですが、
最後にマーケティングとして勝利するには、

家電、携帯メーカーの勝敗に、
デザインが大きな役割を担ったように、

その研究開発費の何十分の1、何1百分の1
色彩などの「小技」、技術以外の部分への関心が、
不可欠となります。


もちろん、これは、
中小企業でも同じですよ〜♪

☆*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*☆

あなたの
 「情熱を、富に!!」を、
          お手伝いします♪
posted by 秋田舞美 at 17:24| Comment(0) |  3−1.◎秋田流マーケ思考
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