数回前に説明しました。
分かりやすいのは、「時流」です。
中小企業でも、
時流に敏感になることは肝心です。
しかし、
中小企業が「時流」に流されるのは危険です。
大企業は、
多額の売上を確保する必要がある
=時流に乗る必要がある
(場合によっては、時流を作る必要がある)
のと違い、中小企業は、
自社の規模に適した売上を上げればよい
=8割の人が「気に入る」ではなく、
2%の人が「愛する」製品設計が必要。
ある意味、時流から、
ある程度、自由であることが求められます。
業種として、「儲かる」業界であるかどうかは、
その業界が「成長分野」かどうかではなく、
需給バランスとして、
供給側に有利かどうかです。
需要供給曲線を思い浮かべていただけば分かるかと思います。

時流に乗っている業界というのは、
需要が拡大している分野なのは間違いないのですが、
おそらく供給が拡大していくであろう分野でもあるのです。
時流に沿った業界=参入者が多い業界でもあるのです。
例えば、
アイフォンに合わせて、カバーから周辺機器まで、
中小企業でも、様々な企業が進出しています。

需要はあるのでしょうが、
情報の収集から、競合他社から抜きんでること、
なかなかに難しい分野です。
しかし、
一方、今や死に絶えようとしている「ワープロ」。
この修理業者は、現在、ほとんどやってくれるところがいないため、
大盛況なのです。
ソニーのペットロボット「アイボ」のメンテナンスが、
終了したそうですが、
もし、この部品復元とメンテを、ある程度できる企業があれば、
競合は、ほとんどいなく市場を独占できるでしょう。
そこまで、ハッキリとした廃盤商品ではなくても、
「伸びていない市場」は、「儲からない市場」では、
決してないのです!
鶏口となるも牛後となるなかれ。
ニッチトップを目指すのは、
中小企業の成功戦略です!
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マーケティングで、
情熱を富に!!
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