テレビに出させていただいたという記載をしましたが・・・
そもそもMENSA(メンサ)とは、
上位2%のIQ(知能指数)を持つ人達が参加する国際グループです。
定期的に行われているIQテスト等で、入会することができます。

(画像:JAPAN MENSAホームページ)
さてさて、
最近、テレビなどで、取り上げられることが多くなってきた、
メンサ というか IQのお話しなのですが、
様々な誤解の中で、私が大きな誤解だと感じているのが1つ。
それは、
一般的なIQテストに、
記憶力の評価はありません。
よく、漫画やドラマで「天才」というと、
テスト前に、簡単に教科書を一冊まるまる暗記してしまったりと、
「天才 = 記憶力」から、
「IQが高い = 記憶力が良い」
と誤解されているのではないかと思うのですが。
(実際、さんまさんの番組でも、
そのような取り上げ方をされていました。)
一般的な
IQテストに、記憶力は関係ありません!
一般的なIQテストは、下記のように「思考力」を問うものです。

(画像:IQテストより)
※コチラで、このIQテストしていただくことができます♪
17問 20分
加えて、世界共通のテストだと、言語によるバラツキがないよう、
文章問題もありません。
もちろん、IQが高いかたは、脳が発達しているかたが多いので、
IQが高いかたには、記憶力の良いかたも多くいます。
記憶力関連で、ギネスの記録を持っていらっしゃる方もいます。
でも・・・
IQが高い人が、全員、記憶力が良いわけではないです。
実は、私も、そのタイプで、記憶力いまいちです。
謙遜かと思われるかもしれませんが、違います。
メンサテスト受けたくらいなので、
思考力は、それなりに高いと思っています!(笑)
学生の時も、暗記科目はなるべく避けてましたし、
(苦手なのは社会で、文系だけど物理選択です)
神経衰弱も全然駄目で、
勉強だけではなく、想い出も忘れてしまうタイプです。
少し違いますが、
小川洋子先生の「博士の愛した数式」

(画像:アマゾン)
事故で記憶が80分しか持たない元数学者のお話しで、
第一回の本屋大賞を受賞なのですが。
例えば、このようなかたでも、
IQは高いと評価されるでしょう。
メンサの話だけではなく、
思い込みって根深いものが有るので、
一度ついたイメージは、論理ではなかなか覆せず、
なので、風評被害のようなことも起こります。
マーケティングでも、誠実な情報は、
誠実に、伝え続けていくことが大切ですね。