「義理チョコやめよう」広告を出して、話題になりましたね。

「バレンタインは気持ちを伝える日」
「社内の人間関係を調整する日ではない」
「こころからの感情だけを、これからも大切にしたい私たち」
ということで、
義理チョコ面倒派女性からの
「そうだそうだ!」から、
「義理には使われない
(本命チョコ用の)ゴディバだから言える台詞」
様々な意見が出ていました。
独立していて気を遣う必要がない私は、
義理チョコも含めて、結構、好きなイベントなのですが、
事務職の女性とかは、面倒なイベントなのかもしれませんね。
(^_^;
さて、そんな特別感のあるゴディバですが、こちらの記事
日本でバカ売れ「高級チョコレート店」の本音
フランス人職人は日本ではスター扱い
(東洋経済オンライン)
では、
日本でのチョコレートブームを歓迎しつつも、
「チョコレート職人がロック・スターか
聖人のように扱われる国は日本だけ」とし、
・・・・・
「私は『宝石チョコレート』のようなものは、あまり好きではない」
とオリヴェイラ氏は話す。
そうしたものは、洋菓子をぜいたく品にしてしまう。
洋菓子は基本的に、
子どもたちが分け合って喜ぶような単純明快な楽しみであるべきだ」
・・・・・・・・・
上記記事より抜粋
我々、特に、中小企業は、
カテゴリを超える価値、カテゴリを超える価格を構築するため、
努力をし、知恵を絞る。
宝石〇〇を、作り上げたいと、
そして、できれば、
カテゴリ自体の価格を引き上げたいと願う。
けれど、全く逆の現象。
カテゴリ自体がインフレを起こし、
(原価の積み上げではなく、イメージによるインフレ)
そのカテゴリ自体が、気軽に楽しめるものではなくなるのも、
文化として憂慮すべき事態なのかもしれません。
日本の食品を輸出する際は、
その食品でのトップの価格を輸出していく。
中小企業の輸出戦略としては間違っていないと思う。
ただ、
食の文化まで根付かせて輸出するためには、
人口に膾炙する価格帯の検討を、
しなければいけないのだと思った記事でした♪