2021年01月25日

弊社のホームページ制作の特徴A

一昨日、記載しました「弊社のホームページ制作の特徴@」の続き、完結編になります。

こちら、右側が弊社のHP制作の手順です。
hp作る際2.png


D尖りとコンセプト
はい、ここが肝ですね!
これは、販売戦略とかHP戦略の一環でもあるのですが、企業の尖り(特徴)、そしてHPのコンセプトを考えていきます。

まずは、企業のキャッチコピーを考えるような気分でやると、分かりやすいかもです。


・捨てないアパレル NINI
sutenai.png

・女性目線の建設業 井上技研
inoue.png

そして、昨日ご紹介した
・工作機械の若手出張修理専門集団 ケーエスアイ
KSI.png



Eキーワードの検討
HP戦略が固まったら、ある程度のキーワード設定について検討します。
ただ、私は、正直、こういったテクニック的な分野には、そんなに強くはありません。

Googleの検索アルゴリズムが変化するたびに対応が変わってしまうSEOよりも、ホームページ自体の充実が、長期的に見たHPの活用には重要なことです。
また、その検索アルゴリズム自体も、なるべくコンテンツが充実し、来訪者に有益な情報を与えているサイトを評価するという方向で進化していっています。
4274515_s.jpg

一昔前は、白い背景に白文字でキーワードを羅列するなんていうSEO手法もありましたが、それを嫌がった検索サイトが対策を打ってきたように、テクニック論は短命です。
長期的にHPの活用を目指すなら、地道に内容を充実させていくことが最短ルートになります。



F必要情報の確認
次に、お客様の利便性のために、HPに入れなければいけない情報を確認しておきます。

・企業さんの想いとして必要!
・マーケティング的に必要!
・利便性や情報として客観的に必要!

■企業さんの想いとして必要!
企業さんの希望する情報は、よっぽどビジネスと関係ない情報、またはブランディング的に不適当なものでない限り、もちろん入れる方向です。


■マーケティング的に必要!
これは、個々の企業によりますが、私がHP制作をする肝になる部分です。


■利便性や情報として、客観的に必要!
会社情報などがこれにあたりますが、その中で住所1つとっても、
 ・住所だけ
 ・地図付き
 ・交通機関のアクセス
 ・駅からの道案内(写真と文章付き)
で、どのレベルが必要かは、業種や企業の特徴で変わります。

まず、見る方がその住所を訪れる可能性、頻度。お店の分かりやすさ。
こちらが相手先の企業に伺う形のBtoBで、お客様が自社を訪れる可能性はほとんどないのでしたら住所だけでいいでしょうし、居酒屋さんなら駅からの地図。
遠方から訪れる可能性があるのなら、交通アクセス。
交通アクセスも、建物の特性によって、起点をどこにするか(空港から、東京駅からetc)。
入り組んだ雑居ビルに入っているような美容室でしたら、最寄駅からの写真付き道案内があると親切ですね。
4176449_s.jpg

まぁ、文字にすると長ったらしいことになりますが、大したことではないです。
他のサイトがやってるからとか、一般的だからとかではなく、その業種、その企業にとって、どんな情報を入れておくことが必要か、を個別に考えていくことが大切というだけです。


そしてプラスαの観点として、お客様に伝えておかなければいけないことの確認もします。

例えば、不動産売買や手術の同意などの際には、法的に説明義務がある事項がありますよね。
不動産で言えば、物件の瑕疵については事前に説明して了解を得てからではないと契約できませんし、手術前のお医者さんも、「こういったリスクがありますよ」と患者さんにきちんとお伝えして同意書を取らなければいけません。

こういった法律的なものはもちろんなのですが、例えば、私のHP制作だと、
 ・最低でも半年以上かかります
 ・企業の労力も大きいので、丸投げにしたい方には向きません
などなど、説明しておかねばいけないデメリットも、企業さんとの間で確認しておきます。



Gコンテンツの作成
はい!
ここにきて、やっとコンテンツの作成です!
Fの必要な情報を元に、コンテンツを作成していきます。

一般的なHP制作会社さんでは、ヒアリングをしてから、すぐにコンテンツの作成に入りますが、私の場合は、間にこれだけのステップが入るのです・・・
ノロマで、すみません。。。

コンテンツ=具体的な内容とお考え下さい。
 ・ご契約までの流れ
 ・原材料へのこだわり
 ・店舗紹介
 ・採用情報  等々

独自性のあるコンテンツから、客観的に最低限必要な企業情報まで、どんなコンテンツを入れていくかを決定し、それを効果的に表現するように作成していきます。
4291386_s.jpg



Hデザイン
デザインも、コンセプトや尖りに合わせてデザインを行っていきます。
企業さんの嫌いなデザインにするということはありませんが、CIやコンセプトの観点から、好きなデザイン、こういう風にしたいというイメージがあっても、ブランディング的に適していないものにはNGを出します。


なお、「苦手」とまでは行きませんが、お洒落なホームページを作りたいという意味のデザイン性であれば、私より得意な方はたくさんいると思います。

私が考えているデザインは、お洒落などの観点よりは、ブランディング的に相応しく、かつ内容が伝わりやすいことを重視しています。



そしてデザイン自体は、デザイナーさんにやってもらいますが、私、依頼が結構細かくて・・・
デザイナーさんにとっては嫌なタイプだと思うのですが、スミマセン・・・
写真や配置も、全部、指示します。

例えば、このページだったら
白興.png

こんな絵コンテみたいな、漫画の原作みたいな感じで
絵コンテ.jpg

■3点セット
・絵コンテ(↑)
・文章
・写真(絵コンテにあるbヘ写真の指定)

で、デザイナーさんにお送りします。


なので、美的な意味でのデザイン以外のデザイン構成は私がやってます。

せっかくのデザイン能力を発揮できなくて、嫌な依頼者だなという自覚はあってデザイナーさんに謝ったら、
「丸投げで、希望が分からないのにダメだしする人よりは、ずっといいです!」って言ってくれましたが、きっと、丸投げダメだし依頼の次位には嫌に違いない。。。



Iネット化(コーディング)
そして、デザインができましたら最後にコーディングをして、やっとサイト・オープンになります。



とこういう長〜い過程を踏んで、ホームページを作っています!
御覧になっている皆様も、HP制作の前には、参考にされてみてください♪
posted by 秋田舞美 at 07:00| Comment(0) |  2−4.★IT以外のHP支援
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。