2021年02月13日

GAFAの中で、アップルが1番だと思うたった一つの理由

IT業界を席巻しているとされる世界的企業GAFA

……Google
……Apple
……Facebook
……Amazon
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この中で、どの企業をすごいと思うか!という質問をされたら、私は職業柄、絶対にアップルとこたえます!

恥ずかしながら、GAFA各社の社風や経営状況をきちんと把握しているわけではないんです。
ただアップルには、私が即答するだけの、他社と違う特徴があるのです。



■売上が100倍になったら
さてさて、皆様、誰だって売上を伸ばしたいですよね。
売上が100倍になるなんて、夢のようじゃないですか??

でも・・・・ 
よく考えてみてください。


▼お饅頭屋さん
あなたはお饅頭屋さんです。
お饅頭を1日100個売っていました。

ある日、お饅頭屋さんがテレビで取り上げられたところ注文が殺到し、1日に100倍の10,000個の注文が入るようになりました。
100倍もの売上が上がって、めでたしめでたしです♪
・・・


とはなりませんよね!

だって、急に100倍の量のお饅頭なんて作れません
まず工場が足りないので作る場所がありません。
そして、もし工場があったとしても、きちんと作れる人がいません。
また、100倍の量だと、小麦粉も餡子も、いつも買っているところからだと足りないかもしれません。


いきなり注文が100倍になっても、100倍の商品を売ることは不可能に近いんですね。

もし100倍の注文を受注するには、まず工場建設から始まります
土地を選定して、どういう工場にするか建設会社さんと相談して、建物を建てて。

100倍の製造となると工場だけじゃなくて、多分、製造機械だって特注品です。
そして、作ってくれる人を採用して、慣れてもらわなければいけません。


こんなふうに長い長〜い時間をかけて、さらに投資もしないと、売上を伸ばしていけません。
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▼コンビニ
では、あなたは大手コンビニをフランチャイズで経営しています。
おでんを毎日100個売っていました。
ある時、おでんフェアがあって、おでんが一日100倍の10,000個売れるようになりました。

いっぱい売れるようになって、めでたしめでたし。
・・・
ではないことは、もう分かりますね。


まず調達。
1店舗だけなら大手コンビニも何とかしてくれるかもしれませんが、おでんフェアをして全店舗からおでんの注文が殺到した場合、おでんを仕入られるかが分かりません。


また、おでんは仕入れられたとしても1日10,000個販売するには、1時間に417個 1分間に6.9個のおでんを販売し続けなければいけません!

レジを増やしたり、バイトさんを増やしたり、もちろんバイトさんの教育しなくちゃいけません。
製造業ほど、長い長〜い時間や投資ではないものの、それなりに負担がありますので、すぐに売上100倍にできるわけではないですよね。
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▼アプリ販売
では最後に、あなたはスマホ向けアプリを販売していました。
今まで1日100ダウンロード位だったんですが、人気YouTuberが紹介してくれたことで話題になり、ダウンロード数が100倍になりました。


1日10,000ダウンロードです、めでたしめでたしとは
・・・・

なりますよね!!!
売上100倍になったら、めでたしめでたしなんです!!!!


比較するために、メチャクチャ単純に記載しましたので、IT企業が苦労なく売上を伸ばせるわけでは決してないんです。
けれど、製造業や小売業に比べると、成長にかかる労力・時間は格段に少なくて済みます。
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■月2億円サイトを1人で運営
2月12日、個人が運営しているサイト(イラストコミュニケーションサービス「Skeb」)が、実業之日本社の子会社となりました。

実業之日本社が「Skeb」を買収 個人運営の“投げ銭付お題募集サイト”に総額10億円
ITmedia ビジネスオンライン


勉強不足で存じ上げなかったのですがSkebは、国内外から日本のクリエイターに対してイラストや音声データを有償でリクエストできるサイトとのころ。
SKEB.png
画像はSkeb様 HP


こちらの企業、2018年12月に開設され、月間取引高約2億円の規模。
つまり2年強で年商24億円規模に企業が成長しているようです。
(成長が早すぎるので、今年の年商でみたらそれを超えるんでしょうが)

さらに驚くのが、売却理由。
企業の企画・開発・運営を1人でやっていたので限界となったということなのです!
ですので、代表者は変わらずとのこと。


年商24億円規模の企業を、一人で運営。
売上を伸ばすのも難しいですが、オペレーションだけ考えても、工場でモノを作るような製造業では、絶対にできないですよね!



■モノを売っているアップル
ここで最初に戻りまして、私が、GAFAの中でアップルが一番だと思う理由。
お分かりの通り、それは、単純にモノを売っている企業だからなんです。

アップルの成長スピード
https___blogs-images.forbes.com_niallmccarthy_files_2017_06_20170629_Billion_iPhones.jpg
Forbes:Apple Has Sold 1.2 Billion iPhones Over the Past 10 Years


もちろん、アップルは工場を持って全商品を生産しているようなことはありません。
ただ、あれだけの製品を作るとなると、下請けを見つけて、それを管理するだけでも膨大な業務量になります。

そして、作るだけではなく、モノを作っているからには流通が発生します。
在庫も発生します。

店舗もいりますし、メンテナンスも、そしてそれらに関するポリシー(故障に対してどのように対応するか)もいります。


アップルと言うと、故スティーブ・ジョブズを中心とした発想力、商品企画力にスポットが当たり、オペレーション部分に光が当たることがほとんどありませんが・・・

日常的に、成長する企業の課題を見ている私から言うと、これらのモノづくりには切っても切れない課題を乗り越えて、これだけの短期間にこれだけの偉業を成し遂げた製造業ということは、尊敬に値します。


アップルについて語れるだけの情報をもってないので、長く書かずにこの辺でごまかしてみます(笑)


ちなみに、私は、基本的にお仕事の上でも製造業ラブです♪
posted by 秋田舞美 at 06:00| Comment(0) |  3−1.◎秋田流マーケ思考
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