2021年03月06日

消費は未来へのVOTE

2020年8月31日 としまえんが94年間の歴史に幕を下ろし、閉園いたしました。
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※としまえんHPより


2020年9月 緊急事態宣言による休業から再開を待つことなく、大阪のふぐ料理「づぼらや」が閉店いたしました。
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づぼらやは直接の原因はコロナではありますが、コロナ以前からの経営不振も鑑みた決断だったようです。



■想い出だけでは生きていけない
私も同じ行動をとってしまっているので上から目線で言える立場ではないのですが、
倒産や閉店のニュースを聞くと、最後にとお客様が詰めかけます。
その人たちの10分の1でも、日常から通ってくだされば、倒産は防げたケースがほとんどです。


そのお店、その商品が無くなったことを残念に思う気持ちは本心でしょう。

ただ人も企業も、想い出だけでは生きていけないのです。
綺麗ごとではなく、常に、新鮮な現金が必要なのです。
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■未来を選び取る消費
「未来を選び取る消費」。
講演会やファッションショー&トークショーとして、
私の顧問先NINI:(株)ニィニさんが、開催してきたシンポジウムです。
(現在は、コロナにて中断)
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私たちが何気なく行っている「購入」という行動。
そして「消費」という行為。

当たり前ですが、商品が売れなければ企業は倒産してしまいます。

消費者が購入をしなければ、その企業は生き残ることができません。
皆さんが購入をした企業だけが、未来へ残っていくことができる。


購入というのは、今後生き残る企業を、消費者が選び取っていく行為なのです。



■知っていくこと、決断していくこと
日本製って何?
薄利多売は美徳か
クレジットや通販での手数料の大きさ

このような投稿を記載してきたのは、正しく「知って」決断をして欲しいと思っているから。


実は、私自身は、日本製か中国製かは、実はあまり気にしないというか、国によって得意な分野は違うので、モノによって求めるものを使い分けていいと思っている人で、
別に中国製であっても、特に抵抗はなく中国製製品を購入するタイプです。

ただ、世の中には「日本製」というものにこだわって、購入という選択を行っている方がいます。
純日本製でもない日本製を、「日本製=最初から最後まで日本で作っている」と誤解しながら、選択を行っているのであれば、それは不幸でしかありません。


中国製より日本製が良いから日本製を買って欲しいとか、
私が薦める商品を買って欲しいとか、そういうことではないのです。


正しく知って、それを購入の際の1つの検討材料にして欲しい。

正しい情報を知って決断することと、知らずに決断することは、結果的に同じ購入、同じ消費を行うとしても>、全く意味が異なるからです。
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■消費は未来へのVOTE(投票)
未来へ生き残っていく企業を選択するという意味で、消費は未来へのVOTE(投票)です。


もちろん、価格面や利便性が優れている競合製品があるとすれば、常に、理念に共感するような企業の製品を選び取り続けることは難しいと思います。

例えばですが、
〇材料への気遣いのない豆腐
 100円
 スーパーで買える

〇環境、労働者に気遣った豆腐
 300円
 通販でしか買えない

となったら、日常的に毎日300円の豆腐を買い続けるのは難しいと思います。


ただ、
例えば、毎日する消費を、月に1度変えれば。
例えば、月に一度購入するお洋服を、年に一度変えれば。

それは、世界を変える消費、企業を未来へと受け渡していくVOTE(投票)になるのです。



■つくる責任、つかう責任、そして伝える責任
日刊工業新聞の全国版でSDGs関連の記事にも掲載されていたものを、昨日ブログで投稿していた私の顧問先NINI(ニィニ)さんは、「捨てないアパレル」として
 〇捨てられるお洋服を蘇らせるリメイク
 〇在庫を持たないセミ・オーダー
の2本立てで事業を行っています。
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これは、「SDGs.12 つくる責任、つかう責任」のうち、製造業としてつくる責任を果たしていくためです。
ただ、「つくる責任」と対をなす、「つかう責任」は企業だけでは果たすことができません


消費者の方々が、「購入」「消費」というものに真摯に向き合ってくれなければ、「つかう責任」には、ただの夢見がちな妄想になってしまいます。


ニィニでは「つくる責任」を消費者が体現していくための啓蒙活動として、前述の「未来を選び取る消費」シンポジウムや、小学校などのでの出張授業を行っています。
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ニィニの保坂郁美取締役は、この「捨てないアパレル」の取組で、埼玉県のビジネスコンテスト SAITAMA Smile Women ピッチで最優秀賞を受賞しています。

ニィニさんへの出張授業や講演の依頼がありましたら、ぜひ下記からお問合せください。

■(株)ニィニ ご連絡先
 mail:info@nini.co.jp
 tel:048-441-6581(受付時間/10:00〜19:00)
 fax:048-444-8004
 adress:埼玉県蕨市塚越5−50−4


消費は未来を選び取る行動であること。
消費は未来のVOTE(投票)であること。

どうぞ、頭の片隅にでも置いて、日々の消費をしていただけますと嬉しいです。
posted by 秋田舞美 at 06:00| Comment(0) |  3−1.◎秋田流マーケ思考
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