15年ほど前、札幌の某テレビ局のかたが、
「評論家はいらない」
(いう趣旨のこと?)を、採用の際のキャチコピーにしたとお話ししておりました。
趣旨は、
行動せずに、悪いところ指摘するだけの人間はいらないと。

例えば、
発想を思いつく人 100万人
↓
ビジネスモデルまで考え付く人 1万人
↓
行動に移す人 10人
↓
事業を軌道に乗せられる人 1人
思いつく、計画する、実行する、結果を出す。
それは、全く違うことです。
何か、成功した企業や事業を見て、
「俺も、あれ思いついてたんだよ〜!」
と、自分の優秀さをPRしようとしている皆様、
それは、優秀さではなく、
「自分は行動力がないんですよ〜!」
と、公言してると受け取られかねませんよ。
自分で実際に事業を起こして、実行する大変さを痛感している創業者さん相手では、特にそうです。
転職活動含めて、自己PRの内容には気を付けましょうね。笑

■名言 × 2
何かと別件で話題の方ではありますが、世界的経営者のあの方もこんな名言を残してらっしゃいます。
素晴らしい計画は不要だ。
計画は5%、実行が95%だ。
■カルロス・ゴーン(日産自動車株式会社社長)
また、世界の多くの国の認証機関で採用され世界シェア80%を有するエンジン排ガス測定装置を商品に持ち、東証1部の上場企業 堀場製作所の創業者からも、以下の言葉があります。
評論家はいらないのです。
反対意見は大いに結構、
しかし必ず代案を出しなさい。
■堀場 雅夫(株式会社堀場製作所創業者)
実行するのではなく、代替案という言葉ですが、前へ進める一歩と言う意味では、同じ趣旨と言えるでしょう。