2021年03月24日

ゴールの共有

■講演も
もしかしたら、前に記載したかもしれないのですが・・・

ある、講演者さんとお仕事をした時。
いらっしゃってすぐ、ゴールはなんですか?」と質問されたんです。


私は、中小企業の経営者さん
又は金融機関などの中小企業へアドバイスをする方なので、
目的は、ほぼ共通なんですよね。
 〇自社のマーケティングのポイント
   or
 〇経営者さんにアドバイスするポイント
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一方、その方は例えるなら「モチベーション」「生き方」みたいなテーマの方なので、
 ・PTA
 ・経営者
 ・子供たち
 ・営業職の人たち
等々、様々な受講者さんのケースがあるらしく。


それぞれに、求められるものが違いますよね。
最初にゴールを共有して、パフォーマンスする。


何事にも有用ですね。



■コンサルも
私は、マーケティングのコンサルタントですが、大企業ではなく、中小企業の経営者さんなので、それぞれの目指すものは大きく違います。


目指すものとしても、
利益を第一に考えるか、社会への貢献性を考えるか、社員の成長を考えるか。

目指す規模としても、
外注などを増やしてでも売上の急拡大を目指すか、品質を保持するために自社内で製造できる範囲での無理のない売上拡大を目指すか。

そうなると、5年後の目標が3倍の企業もあれば、2割増しの企業もある。
マーケティング的な、仕事を取れるかという意味の売上確保はもちろんですが、目指す方向としても、どういった意志をもってするのかで、マーケティングも全く変わってくるのです。
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例えば、ある経営者さんは、今、取ってこれる簡単な仕事は世間にたくさんあるけれど、そういった仕事ばかり取ってくると、社員が成長しない。
そういう業務ではなく、クリエイティブな仕事を取ってきて、社員に仕事の楽しさを覚えつつ成長して欲しいと、素晴らしい考え方を持ってらっしゃいました。

ですので、そういったケースでは私の使命も売上金額の拡大ではなく、売上のの向上になります。


「社長は、どうしたいですか?」
「どう考えていますか?」

毎回聞いているつもりではありますが、さらに意識してゴールを共有していきたいなと気づかせていただいた出来事でした。



■プライベートも
なんで、急にこんなことを思い出したかと申しますと。

ちょっとしたトラブルについて、どうしたらいいかと友人・知人数人に相談をいたしました。
考えていただいたその解決手法、色んなものがあって。


例えばですが、お金を第一に考えるもの。
関係者との関係性が悪化しないことを第一に考えるもの。

ハッキリ責任の所在を判明させ、蹴りをつけるもの。
なぁなぁで波風を立てないもの。
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多分、どれが正しいとかではなく、自分なりにピンとくるアドバイスと、論理的には分かるんだけどピンとこないものがありまして。

これって、感性としてのゴールが共有できるかできていないかですよね。


波風を立てずにいたいのに、金銭的に最大限の利益を得るためのアドバイスをされても、ピンとこないでしょうし。
逆に、きちんと金銭的な賠償を請求したいのに、なぁなぁで済ませようとしても逃げ腰に見えるだけでしょう。


プライベートでもビジネスでも、ゴールの共有って大切だなと思いました。
posted by 秋田舞美 at 06:00| Comment(0) |  3−1.◎秋田流マーケ思考
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