
芥川賞&直木賞ネタだったので、
今回は、ちょっと、
直木賞&芥川賞と、
経済をデータで、
見てみよう

今回は、
芥川賞は、お二方が受賞。
直木賞は、葉室氏お一人でしたよね。
で、該当なしの

各年代ごとに、
受賞者の人数、どうなのかと思って、
見てみました。
ちなみに、
地道〜に、数えました

大変でしたよ〜!!

【芥川賞】
芥川賞の受賞人数別割合

上記だと、
ちょっとわかりづらいので、
芥川賞1回あたりの受賞者

※各年代の受賞者数合計を、開催回数で割ったもの
私、以前から、思っていたことがあって、
最近、受賞者数が、多いのではないか??
このグラフを見てい見ると、
1970年代が多く

1980年代にに最低

(すごい落差)
この40年間は、少しずつ増えている??
1980年代は、
該当作品なしが、実に45%を占めて
いたんですね。
そして、私が思っていたのは、
仮説
不況で、本

受賞作は増えるんじゃないか??
漫画で、今、○○大賞が、多発

見ればわかるように、
これだけの賞ですから、
受賞作は、確実に、
売上を伸ばし、
出版業界への刺激

あの、
選考委員の方を、
冒涜しているのではなく、
無意識

そこで、本が売れないというか、
単純に、経済成長率を見てみました。
経済成長率


↑わかりやすかったので、こちらの
社会実情データ図録より、図を掲載させていただきました。
大きなできごととしては、
1974年 オイルショック

1986〜1991年 バブル景気
こう考えると、
@70年代(特に1974年のオイルショック)では、
「これまでに比べて」
一度、景気が、
格段に減退した。

⇒芥川賞1回あたり人数:
最高値
A80年代バブル景気
⇒芥川賞1回あたり人数:
最低値
B1990年代以降 バブル崩壊

⇒該当なしは少なく、
1を超える水準で推移
おっと、仮説、
いいかんじじゃないの〜!!
ニコニコ


と思っておりました。
が、
後半の直木賞で、
打ち砕かれました。
【直木賞】
直木賞の受賞人数別割合

直木賞1回あたりの受賞者数

エッ、エッ
私の仮説、
明らかに、あてはまらな〜い

ダメか・・・
と思っていたのですが、
まぁ、ダメなんですが・・・
1つだけ、面白い傾向が。

芥川賞と直木賞の受賞者数比較

全く、逆の傾向、示してませんか!?
1回あたり芥川賞が多い年代には、
1回あたり直木賞はは少なく、
逆もまた、然り

ここまで、真逆の傾向を示すとは・・・
w(゜o゜;)w
経済だけではなく、様々な要因が絡み合い、
そして、もちろん、
作品の良否

こういうものって、
最後の一歩が、
受かるか、該当なし

という微妙なラインがあると思います。
世間に対して、
芥川賞の選考委員の方、
直木賞の選考委員の方、
無意識的なスタンスが、
違うことが、
あらわれている数字ではないかと
思いました。

選考委員の方は、
消費者とは、また、違いますが、
消費者の行動特性

消費者自身でさえ、把握していないのです。
こういった、鳥瞰的な、
マクロ的な分析を、
たまに行っていくと、
見えて

その数字が示すものが、
偶然か、
必然か、
試してみる価値は、
ありますよ〜


注)
・2010年代は、2010、2011のそれぞれ上半期下半期の
4回だけなので、母集団としては少ない
・審査中止のための該当作品なしは、開催回数から除外
(芥川賞、第2回二・二六事件)
・受賞決定後の辞退は、人数にカウント
☆*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*☆
それでは、
「北海道を、元気に!!」