この不況下、
年々、売上を伸ばしている商品の一つ、
それが、野菜ジュースです

そして、競争熾烈な当該カテゴリーで、
3月に発売し、
すでに、8位に食い込んでいる
野菜ジュースがあります

(200ml 飲みきりタイプ)
8位と言っても、
同じジュースでも、別の味は、
別カウントですから、
膨大な商品数の中から、選ばれました

しかも、
この分野では、
絶対王者はカゴメ

今回の調査でも、
トップ10中6商品が、
カゴメの商品です。
けれど、
今回の新製品は、
カゴメではなく、
業界では後発である、
雪印メグミルクのもの

それが、こちら。
栗原はるみ
一日一回飲む野菜 コンソメ風味

(雪印メグミルクHPより)
ところで、
皆さん、このパッケージで、
何か気づきませんか??
そう、野菜の絵が、
描かれていないのです

これは、
後発企業ならではの戦法

野菜ジュース=野菜イラスト

これは、
大多数の商品が踏襲していることから考えても、
その商品だけをみれば、
絶対に、受けるであろうパッケージ

しかし、
棚に、並べたときに、
どうかというと、
他と類似のパッケージは、
埋もれてしまします

先行企業、王者であれば、
パッケージも、正統派となることは、
悪いことではありません。
ただ、雪印メグミルクは、
後発企業

そこで、考えられたのが、
野菜のビジュアルではなく、
有名料理家 栗原はるみさんの
イメージを前面に押し出し、
しかも、
コップでなく、カップ。
ここは、私の想像なんですが、
これは、
この製品が、
温めても食べられるジュースとして、
売り出しているからだと思います。
なんだか、
ホッコリ、体の芯が、
優しく、温まるパッケージだと、
思いませんか??
明らかに、
野菜、栄養、スッキリを、
強調した
他のパッケージとは、
一線を、画してますよね

同じ棚に、並べてみれば、
一目瞭然でしょう

これ、以前にご紹介した、
鍋のパッケージは、
鍋具材の写真ばかりだからと

エースをねらえの
お蝶夫人のパッケージにした
丸大食品と同じですね♪
ブログ記事は、コチラ
短期間で、後発企業が、
トップ10に食い込んだのは、
商品の魅力は、もちろんですが、
全体のコンセプトと、
パッケージが、
うまくかみ合ったことが、
大きいでしょうね

皆さんも、
パッケージ決定やモニター調査は、
その商品、単品ではなく、
棚に並んだイメージで

これも、
ご検討下さいね♪
ジュースについて、
もう少し書きたかったのですが、
長くなりましたので、
また、今度♪
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北海道を、元気に!!