5日目、紹興を出た後は、
杭州へ移動しました。

●第五日目 8月31日(水) 中篇
■移動中の景色
日本読みで、「こうしゅう」という州は、
杭州(浙江省)

広州(広東省)、
光州(昔中国にあった州)、
甲州(日本の地名:甲州市)
と様々ありますので、
ガイドさんは、「くいのこうしゅう」と、
呼んでおりました

人口は、何と、800万人弱!
東京23区が、900万人ちょっとですから、
すごい人数です。

また、出稼ぎの方が多いため、
実際の人口は、さらに多いとか。。。

一度、行った方は実感されるようですが、
北京、上海、以外は、田舎だという認識は、
完全に、改めなければ、
いけませんね〜。

杭州に比べれば、190万人の札幌なんて、
ど田舎!
かもしれません。

建物も、立派です♪
そして、見えてきたのは・・・
■六和塔
六和塔(りくわとう)。
こちらの塔、
外側は、13層なのですが、
内側は、7階建てになっております。

そして、内側の塔身は、南宋時代の1152年のもの。
外側は、1900年のものです。
中国は、
地震が少ない地域とはいえ、

ここまで、長く塔身が、もっているのは、
厳密には、下記の建物とは違いますが、
「心柱」的な造りをしているのが、
影響しているのでしょう。

↑一番上の階。
「心柱」は、
五重塔、そして、最近では、
スカイツリーで採用され、
話題になりましたね。

塔に登るのは、自費
(とはいっても安価5元(≒80円、2013年))
だったのですが、
登ってきました!!

費用は安価なのですが、ともかく、
結構な高さだったので、
登ったのは、
約30人中6人くらいだったでしょうか・・・

なお、
高さ59.89mです。

一般的な建物は、1回分が3mと言いますよね。
だとすると、20階相当??
札幌のJRタワーは、
地上38階で、173mですから、

その1/3としても、12〜13階分位は、
登ったことになりますね!!
ご褒美の、上からの眺め

ちなみに、
この川は、銭塘江(せんとうこう)といい、
海嘯(かいしょう)=河口の逆流現象で、
有名です。

海嘯で有名なのは、
アマゾン川のポロロッカですが、
この銭塘江も、かなり大規模なもので、
特に、旧暦8月18日頃(9月中旬)の逆流が最大とか・・・

見てみたかったものですね。

こちらは、逆流の動画ですが、

3mを超える波で、
車や観光客が、流されてしまっています。
動画
海嘯の発生は、
月による満ち引きが関係するのですが、

川の深さ、幅、蛇行、方角、
様々な条件が、あるそうです。
ただ、発生する日にちは、
分かっているそうなので、
どうせなら、
その日に来たかった〜!!

(ツアー、高くなってるのかもしれませんが

私、以前、知らなくて、祇園祭の前々日に、
帰ってきてしまったというのを、
ブログに書きましたが、

こういう時、「情報」って、
本当、大きな価値を持ちます。

祭り、気象条件、ピッタリな時に、
行きたいですよね〜(>_<)
私、よく、マーケティングの講演で、
「情報は、今、消費者が、
最も価値を払うものです!」
と言うと

最近の方は、
「そんなの、分かってるよ〜。」
という反応です。
ただ、理論として、分かっていても、
感覚として、分かっている方は、
実は、少ない。
というか、私も、まだまだ、
そうなのですが

というのも、皆さん、
テレビで、製造原価(材料費や人件費等のみ)を、
発表し、それに対して、商品が高いと、
「ボッタクリ!!」と思いませんか??

ボッタクリな商品も、
ないわけではありません。
ただ、開発だったり、
最適な材料、
手順を見つけるための試行錯誤の実験だったり、
安全だという結果を得るための試験費だったり、

そういった、売るために費やした、
情報を得るための努力費が、
きちんと(テレビ

入っていないことが、非常に多いんですよね!!
報道側が、
故意に隠しているというわけではなくても、
そういった費用って、
そもそも、消費者が、ピンとこないんですよ。

皆様も、
材料費等の積み上げで、
「ボッタクリ」なんて思わずに、

安全のための、安心のための、
また、
商品を一番最適に使えるための
情報付加料がきちんと含まれているか、
スーパーで並んでいる商品でも、
確認してから、判断をしてくださいね♪
さて、
後は、来た道(来た階段?)60mを降りて、
六和塔、終了です。

心柱、途中階。
長くなりましたので、続きは、また、次回に♪
☆*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*☆
北海道を、元気に!!