2010年02月01日

開業コラム5回目(出版社:同友館HP)

1年も、12分の1が過ぎ、
皆様、本年の目標に、近づいてますか??


目標を決めそびれたままの方、
はたまた、

目標を立てる習慣はない!という方も、
結構、いらっしゃるかもしれませんね。


実は、私も、目標は定まったものの、
その書き初めというか、
筆ペンで保存版を記載しておりません。


そんな皆様に、朗報!?

今年の旧正月は、旧暦の元旦がちょうど、
バレンタインのようです!!笑


華やかな、ドキドキの決戦日は、
何年も、経験しておりませんが、


今年は、真剣勝負の目標設定日、

目標立てそびれた皆様も、
本年は、渋く、旧暦スタートで、

「今日から、今年一年・・・」なんて、日にちに
してみては、いかがでしょう。笑


私も、
今年は、大人しく、目標を紙に記載してようかな・・・

う〜ん、哀愁たっぷり、、、。(;´д`)


さてさて、
経営関連の書籍に強みを持つ、出版社
同友館のホームページに、
下記のコラムを寄稿いたしました。

「プロコン独立開業日記」vol.5
『“道産子的”マイペース開業日記』


今回は、
お仕事の苦労(実力編)です。

お時間のある時に、ページをめくってみて
下さいな♪


■□ノボリを立てよう□■
 
素敵なお花のアレンジメント
100129620~.jpg

これ、いくらだと思います。
実は、620円。

写真ではわかりにくいのですが、
街中では同じ大きさのものが、
1,500〜2,000円で売っている感じです。

このお店には、300円ブーケも売っておりました。

立地もさることながら、目立たない外観で、
見過ごしてしまうお店なんですよね。ここ。

だけど、そういった状況では、
価格を下げれば売れるというものではない。


今回のコラムは、「実力」の不足で苦労した・・・
というお話しだったのですが、


実力ってなんでしょう??
知識や技能に加え、

その大きなものは、
リアリティにあると思います。


別の診断士の方が、
ある企業を訪問された際、

一番、効果が大きかったのは、
「ノボリを立てよう」というご提案だったそう。

そして、
近隣への許可や、道路への影響、
果ては、(物理的に)倒れない工夫まで(オモリとか)
親身になって、した結果の効果だったとのこと。


けれど、ノボリを立てようなんて、
実は、誰にでも思いつきそうで、
診断士に相談する必要ないよな・・・なんて、
思いませんか??

実際、そうだと思います。
時間さえあれば、自分で考えたり、
お友達に聞いたりで、解決できることも多い。

ただ、経営者の多くが、
その最初の初歩でつまずいている。


そして、ちなみに、
私たち診断士(コンサルタント)の側も、
誤解していることが多い。

というのも、自主的に診断士に、
相談にくるような企業さんというのは、
元々、経営に対する意識が高く、

ご自分でもかなりお勉強をされている方が多数。


よって、その相談内容も、比較的、高度な相談、
判断になりがちです。

だから、診断士側も、恥をかかないように、
いろんな知識を詰め込もうとする。


ただ、
最近、偶然、数件、立て続けに、
知人の紹介で、全く経営、マーケティングは、
ゼロから出発です。

という企業の方の相談を受けまして。

@ターゲットの明確化
    ↓ ↓
そこに対して、どう攻めるか。

とか、

A顧客単価と経費から、
収益モデルを作ってみる。

といった基礎の基礎相談で、

かなりの状況が、改善できることを、
再認識しました。


今後も、私も、
気軽に話せる診断士、

常に、現場、 常に、初心で、

「ノボリを立てよう!」を提案できる診断士、
意識していきます。
posted by 秋田舞美 at 23:31| Comment(0) |  2−2.★執筆

2009年12月23日

コラム「開業日記」vol.4:出版社(鞄ッ友館)HP

企業経営関連に強みを持つ出版社、
鞄ッ友館のホームページで連載中の下記コラムが、
更新となりました♪

「プロコン独立開業日記」vol.4
『”道産子的”マイペース開業日記』


今回からは、開業後の気付き、苦労?、後悔編です。
vol.4は、「仕事って、なぁに?」

お時間、ある際に、のぞいてみてください♪

ちなみに、うちのワンコもお仕事してますよ〜。
ご褒美狙いの新聞配達!!
0403RP.jpg


■□ 投資と借金 □■

企業であれば、何も考えず、
通常のお仕事を、ずっと続けていくだけで
生きていけるのは、ラッキーです。

周囲にすれば、同じことを継続しているようで、
その中には、時代に合わせた、
工夫がある、決断がある。

そして、投資がある。


何らかの投資をして、
開発をして、新しい機械を購入して、
新製品に取り組む。

そうでなくても、最低限、
設備改修、更新をしていかなければ、
継続することだってできやしない。


だから、資金を借り入れて、
それを返済していく。
返済分も含めた利益を出さなくては
いけないのです。

投資をしないでいて、
それを、「節約」だ、
無駄を省いた、と言っているのは、
大きな間違いですよね。


それは、たぶん国も同じ。
この国が、どのように「投資」を行っていくか??
国を育てていくか??

産業や、企業への「投資」
経費節減の名目の元に、切り捨てられたら、
進歩がないだけでなく、
何も産まない国になってしまう。

子供を大切にしたいなら、
その子供達が大きくなったときに、
働ける企業を、労働を提供できる国を、
創らなければ、いけないのですよね。
posted by 秋田舞美 at 00:41| Comment(0) |  2−2.★執筆

2009年11月16日

コラム「開業日記」vol.3:出版社(鞄ッ友館)HP

企業経営関連に強みを持つ出版社、
鞄ッ友館のホームページで連載中の下記コラムが、
更新となりました♪

「プロコン独立開業日記」vol.3
『”道産子的”マイペース開業日記』


今回(3回目)までが、独立の経緯。
次回からは、涙と(?)笑いの
苦労した点、学んだ点のお話しになります。

お時間、ある際に、のぞいてみてください♪


■■アキタISM■■
【 少子化で困るのは誰?? 】

最近、お天気が曇、雨(時には雪)がち
道庁の写真を撮りたかったのですが、
091113kC.jpg

今度、冬の青空の下、撮ってきますね♪


ところで、さてさて、
少子化だから、売上が落ちる。
だから、困る。

なんて議論、皆さんも、聞きませんか??
少子化→売上落ちるは、
納得がいきますが、

だから困るって、では、困るのは、誰??


物事を単純化させるため、
グローバル社会を無視させていただいて、
日本国内でだけ、考えます。

消費者(人)
  ↓↓ 購買
企業(法人)
  ↓↓ 給与
労働者(人)

これからの少子化社会、
消費者(人)は、減りますよね。

でも、少子化ということは、
労働者も減ります。

元々、人間は、衣食住を満たすために
働いてきました。

100人の人間が働いて、
100人の衣食住が満たされてきた。

であれば、
50人の人間が働いて、
50人の衣食住は満たせないの??

バカかと思われるかもしれないし、
経過的に人口ピラミッドのバランスが崩れることは
承知の上で、発言しますが、

今、言われているのは、そういったことではないと
思います。


そう!!

本来、人が、衣食住を満たす「財」の交換主体として、
便宜的に作られてきた

「法人」というものが、
あたかも、
「主役」になってしまっているのです。

100人の人に、10企業が存在していた。
では、50人になったら、
企業数を減らすか、規模を縮小するか、です。

だから、企業は焦り、企業は競争をします。
少子化=人口が減ることに対して、
焦りを感じます。

人間は、自分が作り出した、
法人格というものの恐怖に、自らも、
支配されてしまっているのです。


でも、ポイント!!
「ひと」は変わらないんですよ!!

消費者が減れば、労働者も減る。
つまり、
口を糊せねばならない人、
そこから、衣食住をまかなう人間は、

人口の増減と、常に同調して
動きます。

法人格というものは、便利な主体です。
けれど、それは、主役ではありません。


法人は、困っても、
困るのは、あなたではありません!

あなたは、誰のために働いているか?
30年後には、どうしていたいか?

ちょっと、考えてみると、
おもしろかもしれません。
posted by 秋田舞美 at 21:32| Comment(0) |  2−2.★執筆

2009年10月31日

コラム連載(NTT季刊誌:北海道版)

NTTの季刊誌(北海道版)である、
B-side Nextに、下記のコラムを寄稿いたしました。

なるほど!A 「生物多様性とエコ」

(こんなイメージ。右上です。)
091026NTT.jpg

NTTの法人向け営業の方が配っている季刊誌です♪


■■今日の想い■■
【エコって、なぁに!?】

前にも記載いたしましたが、
現在最大の消費者誘引言語(勝手に命名)

つまり、記載してあると
なんだか、いいもののような気がして、
多少高くても、購入してしまう。笑
そんな言葉、「エコ」

この正体は?
この実態は、何なのでしょう?


私も、語れるほど詳しいわけでは
ありませんが、

まだ、使えるものを省エネ製品に
変える!!

これを、エコエコ、と推奨するのは
どうかと思います。

省エネ製品へ交換すれば、
もちろん、その製品から生じるCO2は、
下がりますが、

製品の排出するCO2のうち、最大のものは、
大体、製造時に発生します。

つまり、買い替えを行えば行うほど、
製品の回転率は上がるわけで、
製造時CO2が増えるのは、自明の理。


もちろん、景気回復等、他の側面もありますので、
一概に否定はできません。

ただ、ライフサイクルCO2の側面からは、
いかがでしょう??
(使用場面だけでなく、
製造から廃棄までに必要となるCO2)


他にも、例えば、ハイブリッド車は、現行、
他の車に比べ、100kg程度重くなっています。

重い≒部品や工程が多い≒製造時CO2大。

ハイブリッド車の市場投入、大量生産は、
ハイブリッド車の効率生産にも貢献するわけで、
悪いこととは思いませんが、


製品の購入も、人間と同じ!!
良い面だけ見ずに、悪い面もきちんと認識して、

そこから、
「あなたの選択」を、
してみてくださいね。
posted by 秋田舞美 at 22:21| Comment(0) |  2−2.★執筆

2009年10月04日

コラム「開業日記」vol.2:出版社(鞄ッ友館)HP

企業経営関連に強みを持つ出版社、
鞄ッ友館のホームページで連載中の下記コラムが、
更新となりました♪

「プロコン独立開業日記」vol.2
『”道産子的”マイペース開業日記』


2回目は、まさに衝撃(笑劇)の!
独立する「基盤」となった
中小企業「基盤」整備機構でのお仕事との出会いです。

お時間、ある際に、のぞいてみてください♪


■■今日の想い■■
【Beautyとは? 〜時代の変化と消費者意識〜】

北海道では、秋が深まってきましたが、
先日、立ち寄った公園にポニー?やヤギ達が!!
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基本的に、動物大好き。
かわいいものには接近する性質の私。

思う存分、モフモフ(触れ合い)を堪能し、
実家の愛犬に会えない時間を埋めてまいりました。

かわいい〜(>_<)

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090921MHc.jpg


「広告の3B」(これを出せば、強い!)も
Beauty(美女)、Baby(赤ちゃん)、Beast(動物)。

※Beastって、野獣じゃない?という突っ込みは、
 皆、思うみたいですが・・・


ちなみに、Beautyは、昔は美「女」をさしましたが、
最近は、所謂、「イケメン」も含むらしい。
という記事を読んで、なるほど!と。

少なくとも、私が学生の頃までは、
まだ、「男性は、男らしく」な文化が強かった
気がするのですが、
最近は、女性より綺麗な男性、増えてますし、
受け入れられてますよね。


イケメンはさておき、
自分では、10年前と変わってないつもりでも、
そのように、万物は流転なり。

3Bに並ぶ、消費者誘引言語といえば、
「ロハス」、「セレブ」が、一時、はやりましたね。

今は、「エコ」が消費者誘引言語の
最も大きな一つと言えるでしょう。


文化は移ろい、それに伴い、市場も動きます。
そして、企業の戦略も動きます。

そんな風に、時代に合わせた戦略を企業が
意識しているからこそ、

消費者は、賢くあらねばなりません。

「エコ」って言うけど、本当に、省エネなの??
地球の役に立ってるの??

その試み自体は、悪い取り組みではなくても、
過剰な広告、報道が、誤った理解を与えて
しまうこともあります。


一つ、一つ、自分で情報を判断する。

賢い消費者が、誠実な企業を育み、
健全な社会を形成していきます。


日頃行う、「消費」という行動、
難しく考えれば、きりがないけど、

自分が、本当に、この趣旨に賛同しているか?
一歩だけ踏み出して、考えてみて下さい。
posted by 秋田舞美 at 20:59| Comment(0) |  2−2.★執筆

2009年09月02日

コラム「開業日記」連載:出版社(鞄ッ友館)HP

企業経営関連に強みを持つ出版社、鞄ッ友館
ホームページが9月よりリニューアルされました。

それに伴い、下記のコラムを連載させて
いただくこととなったんです♪

「プロコン独立開業日記」vol.1
『”道産子的”マイペース開業日記』


初回は、中小企業診断士の実務補習時の
お話しです。

私たちの頃(5年前)は、
試験合格後、実務補習を受講し、登録だったのです。
ちなみに、当時の真剣モードのワンシーン。
0502ffmK.jpg

月1ペースで更新の予定ですので、
お時間のある際に、ご覧になってみてください♪


■■今日の想い■■
【正解は、いずこ??】

コラムで少し、書かせていただきましたが、
私の独立開業は、決して、計画性のあるものではなく、
勢いと流れと、そして、
強運と周囲の方々の助けがあってのものでした。


私が「創業」関連の仕事を、
基本的に、お受けしていないのも、

そもそも、自分の開業経験からして、
アドバイスなどできる身ではないから
からかもしれません。笑


ただ、「正解」ってあるんでしょうか?
何か、問題が起こった際に、まるで、
ただしい答えがあって、それに違反していたかの
ような報道がされる場合もありますが、

現実問題は、そう単純ではありません。


自分の「何となく開業」を弁護する意味では、
ないのですが、

そういった、
試験など、全て正解がある世界で培われた発想に、
危うさを感じる場面が多くなってきました。


こんな、若輩者の私が言うのもなんですが、

自分の人生の責任は、
自分にしかとれません。

そして、人生には、
解答などない。

それどころか、
問題さえも用意されていない
ケースがほとんどです。

自分で、問題を見つけ、それに解答を出し、
そして、その解答に正誤をつけるのも、
自分しかできないことです。

「解答のない世界」に自分が立ち、
だからこそ、「自分」という指標が、
必要だということ。

他人の評価やマスコミの報道も、
正解ではなく、

それに、
同意するも、否定するも、
あなた自身の選択であるということ。

たまに、フッと、思い返してみて下さい。
posted by 秋田舞美 at 22:12| Comment(0) |  2−2.★執筆

2009年07月30日

「企業診断ニュース 8月号」

「企業診断ニュース 8月号」に、
下記の記事を寄稿させていただきました。


■シリーズ・活躍する女性診断士たち
 〜北の国から〜
「女は度胸!」道産子診断士の道C


5月からの4ヶ月連載も、
今回が、最終回、

書店販売が主流ではないので、読者さんは、
診断士の方々が多いかと思います。

読んで下さった皆様、
編集者の皆様
本当に、ありがとうございました。


■■今日の想い■■
【勝負弱さ】

先週末に、競馬に連れて行っていただきました。

090725n.jpg


小心者なので、結局
7〜8レース位の間で、
3,500円賭けて、(堅いところに)
3,150円当たりました。

微妙なマイナス350円+入場料100円

「博打の才能は無いねぇ」と、
コメントをいただきました (^ ^;
「でも、安心した」って。

それは、確かにそうかも!

私は、常に、泥臭く、一歩ずつ、
進んでいく種類の人間だと思ってます。

つまり、
金銭も、
私にとっては、

「汗をかいて、働いた労働の対価!」
でなければ、
意味がないんです。


だって、
戦後から考えて、
人間が、最も、豊かさを実感していけたのは、

基本的なインフラと、
最低限度の生活物資が、
充足されたきた時期だと、考えています。

そして、
それを起点として、
娯楽品への展開や、
流通も含め付随するサービスが、
必要となってきます。

だから、私も、
一発勝負に出る勇気はないけど、
日々の努力、メンテは怠らない。

そんな、「勝負弱さ」。
大事にしたいです。

そして、そうやって、
コツコツとやっている方たちが、
きちんと、お仕事が楽しくできるように、
今日も、張り切っていきますね!!


(おまけ)
というわけで、
「製造業、大好き♪」

と言い続け、いつのまにか、中小企業診断士という
サービス業に身を置いています。
世の中、不思議です。(^ ^;
posted by 秋田舞美 at 00:27| Comment(0) |  2−2.★執筆

2009年07月28日

企業診断 8月号

「企業診断 8月号」(同友館)に、
下記の記事を寄稿させていただきました。

■私のノウハウ公開しますC
「食えないモノは食うな!
  ―道産子診断士の営業手法」

大きめの書店でしたら、
置いて下さっている雑誌ですので、

パラパラとめくって見ていただけると
幸いです♪

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先週末は、お祝い事に参加させていただき、
上記は、その一コマ。
ウェルカムドリンクのお茶席&お琴で、
とても、雰囲気がありました。


■■今日の想い■■
【4つ目のP】

以前、テレビ番組のプロデューサーの方に、
教えていただきました。

番組を作るのには、大切な4つのPがある。

・基盤としてのPerson(人)
   そして、
・Power
   &
・Passion

そして、4つ目のP、
これが無いと上記の3つが活きてこない。

それは、
ひとつまみの・・・
・【Poison】

これによって、
作品の良さが引き立ち、
作品自らが躍動をはじめ、
作品が「生」を持つとのこと。


文章も、発表媒体によって、

・公開 (例:このブログ)
・特定配布雑誌 (例:企業コラムや会員誌)
・購入雑誌 (例:一般販売されている雑誌)
・書籍

と、「4つ目のP」の配分具合も変わってきます。

というわけで、今回は、
いつもより、ちょっと多めに入った
「4つ目のP」、
覗いて見てみてくださいな♪
posted by 秋田舞美 at 21:27| Comment(0) |  2−2.★執筆

2009年07月04日

「企業診断ニュース 7月号」

企業診断ニュース7月号に、
下記の記事を、2本、寄稿させていただきました。

■特集 「元気な中小企業」訪問記U
原点回帰のモノ作り
〜「愚直なモノ作り」を続ける
日本で唯一の馬具メーカー〜

■シリーズ・活躍する女性診断士たち
〜北の国から〜
「女は度胸!」道産子診断士の道B

元気な中小企業訪問記は、
ソメスサドルを、取材しています。

(私が一目惚れ、購入した同社製品)
X.jpg


■■今日の想い■■
【製品を作るモノ】

元気な中小企業訪問記ということで、
ソメスサドルの砂川ファクトリーに訪問し、
染谷社長にお話しを伺った。

染谷社長は、
決して、
のってこない、
人の言葉に、のせられない方である。

普段から、お世辞を言っているわけではないが、
この時ばかりは、少しくらい、
おだてて、口を軽くしていただきたいと、
思ったくらい。

最近、取材文が掲載されていた
毎日新聞の北海道支社長の
コメントにも似たようなものがあり、
少し、安心したのを覚えている。

ところで、
製品を作るモノとは、
何だろう?

人であり、製造機械であり、材料が、
製品を「構成」し「製造」するが、

結局のところ、
製品を作るモノとは、
その社の社風に他ならない。

「社風が製品を作る」のだ。

何を目指し、
何にこだわり、
何を想っているか、

これが、如実に反映される。

そして、社風は、
経営者と企業によって、
培われていくものである。

同社の、
堅牢で、誠実で、しなやかな製品と、
染谷社長にお会いした感想は、
やはり、相通じるものであった。
posted by 秋田舞美 at 00:28| Comment(0) |  2−2.★執筆

2009年07月02日

コラム連載:NTT東日本季刊誌(北海道版)

NTT東日本の法人顧客向け季刊誌
「B−side Next」に、
下記のコラムを寄稿いたしました。

■なるほど!@ 「エコ特許」

防衛特許の必要性や、
最近の時流として、

エコ関連特許の無料解放の仕組みである
エコ・パテントコモンズについて、
記載しております。


■■今日の想い■■
【知的財産】

モノマネと言えば、
イメージの良い言葉ではないが、

「学ぶ」という文字も、
「真似ぶ」に由来する

技術とは累積的に発展するものであり、
過去の発明を受けて、
さらに発展的な発明が行われる。

真似る(マネル)という行為を、
全て、知識の盗用だとしてしまえば、
人類は皆、火をおこす方法から、
自ら発明しなければならない。

実験で使う温度計だって、
元は、
世紀の大発明であったのだ。

そこで、

ただ、感覚的に正しい、
正しくないではなく、

特許という仕組みの上では、
出願し、登録が行われたか、
その有効期限内であるかが、
判断要件となる。


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ちなみに、写真は、ジェトロが主催した
「中国ビジネスセミナー」

中国の方へ「知的財産」という観念を
説明するのに、
非常に、苦労したというお話しであった。

そして、説明が、
説明をした際には、一言、

「箸と漢字は、日本が中国から
輸出していったけれど、
パテント料を、一銭も払っていないね。」
と。

なるほど。笑
その通りである。
posted by 秋田舞美 at 22:12| Comment(0) |  2−2.★執筆

2009年06月28日

「月刊商工会 6月号」

「月刊商工会 6月号」に、
下記の記事を寄稿させていただきました。

■新連携による市場開拓
夢を奏でるメロディーロード!
〜元気な地域づくりと交通安全〜

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中小企業基盤整備機構の
アシスタントマネージャーとして、
且ツ田興業をご紹介しております。



■■今日の想い■■
【受け継ぐ】

今回の月刊商工会のテーマは、
「事業承継」

新連携企業の紹介は、
毎号、掲載される企画であるのし、
執筆時には、特集を知らなかったので、
偶然ではあるが、

篠田興業も、
現社長の父、兄からの、
事業承継を経た企業である。

親族や、従業員への事業承継から、
M&A方式など、
様々な形式があるが、

やはり、創業者にとって、
企業は、我が子である。

その想いを受け継いでいって
くれる人間に、
承継していただきたい。

ただ、一方、
近しい人間であれば、
あるほど、
現状を、包み隠さず話すのは、
難しいことだ。

債務が多い場合、
課題がある場合は、
特に。

経営者が、突如、なくなった場合は、
その債務の存在に驚く後継者も、
少なくない。

折りしも、
非上場同属会社の株式相続では、
8割の納税猶予が認められた
事業承継税制の創設などもある。

不安もあるし、整理が必要な企業もある。
ただ、企業は、存在している以上、
雇用や取引、社会と何らかの
関りを持っている。

もし、あなたがそのような場面に、
遭遇することがあれば、

不安だけではなく、
未来も見て、
どうすればいいか、
まずは、
誰かに相談してみてください。
posted by 秋田舞美 at 22:40| Comment(0) |  2−2.★執筆

2009年06月04日

企業診断ニュース 6月号

「企業診断ニュース 6月号」に、
下記の記事を寄稿させていただきました。

シリーズ・活躍する女性診断士たち
〜北の国から〜
「女は度胸!」道産子診断士の道A


今回は、大学受験頃から診断士合格まで、
時系列的に、自分の職業観形成を、
記載いたしました。

この連載については、
「女性らしく、柔らかなタッチで・・・」
をいつもながら、勝手に、拡大解釈して、
極めて、好き勝手に書かせていただいてます(^ ^;


■■今日の思い■■
【月日は早し・・・】

極めて私事なのですが、
STVのアナウンススクールに
通っていた関係で、

一年間、
STVラジオの深夜番組(10分)を、
何名かと交代で、読ませていただきました。

深夜、もし、眠れなくなった際には、
ココアと一緒にでも、
聞いてみてくださいね。

(私、只今、ココアタイム中)
090604RRA.jpg


それも、6月で、終わり。

昨年の今頃と比べると、
お仕事や、お仕事上の交流は10倍以上です。

これからも、この勢いで!
いけたらいいな、と思いました。

すいません、今日は、完全に、
私の独り言です。


〜〜一応、私の放送日〜〜

「STVカレッジタイム2009」
(STVラジオ番組表)

6月8日(月) AM2:00〜2:10
6月22日(月) AM2:00〜2:10

※日曜深夜(正確には、月曜)のAM2時〜です。

※周波数は、札幌:1440kHz,旭川:1197kHz,
      函館:639kHz,帯広:1071kHz,釧路:882kHz
      すみません、その他の方は、周波数一覧で!
posted by 秋田舞美 at 23:33| Comment(0) |  2−2.★執筆

2009年05月01日

「企業診断ニュース 5月号」

「企業診断ニュース 5月号」に、
下記の記事を寄稿させていただきました。

シリーズ・活躍する女性診断士たち
〜北の国から〜
「女は度胸!」道産子診断士の道@

4回連載で、5〜8月号に、
掲載していただく予定です。

今回は、序章。

北海道というよりは、
社会に入って、男性社会の中で、
「女性」としての働き方を掴めるまでに、
焦点を当てて、書いております。


■■今日の想い■■

「草食系男子は正しい姿!?」


「草食系男子」
もう、9割以上の方が、
意味を理解している位に、
浸透している言葉ではないだろうか??

念のため、説明。

恋愛やセックスに
「縁がない」わけではないのに
「積極的」ではない、
「肉」欲に淡々とした男性。
これを「草食系男子」と呼ぶらしい。

(参考:全く別の取材先企業さんで、
偶然、お会い?したコバンくん)
090430Ro.jpg


ただ、
恋愛は、別問題として、
男性は、線、
女性は、点、
で、例えられることがある。

男性は、全体を統合して
眺めるのが得意。

女性は、自分の周囲を、細部まで
気遣って見つめるのが得意

だとすれば、
もともと、
女性の方が肉食獣に近い視点を
持っているのだな、と
つまらないことを
思ってみたりした。

ご存知の通り、
草食動物の目は、
真横に近く付いていて、
視野が広い。
これは、どの方向から、
襲われても、気付くことができるよう。

対して、
肉食獣は、
前方に、双方の瞳があることで、
獲物までの距離を正確に測定できる。

もし、
男性が、線、
女性が、点、
の視界、考え方を
持つとするのであれば、

「攻める」ことが得意なのは、
圧倒的に、女性なのかもしれない。

世の女性たちよ、
一緒に、時代を動かしていきましょう!


≪おまけ≫
恋愛に関して言えば、
私は、
完全に、肉食ですね♪
posted by 秋田舞美 at 23:37| Comment(0) |  2−2.★執筆

2009年02月07日

『企業診断ニュース』 2月号

『企業診断ニュース』2月号に、以下の論文を掲載して
いただきました。

「福祉関連企業の自立的発展のための新たな道
  〜多角化による一般市場への進出〜」

鞄チ殊衣料という福祉関連の企業が、
てんかん症状を有する方の発作・転倒時に
頭部を保護する保護帽、
保護インナー(帽子の中に入れて使用する)を開発。

雪道での使用ニーズ等に応え、
福祉市場だけではなく、
一般市場へも販売を決意。
ただ、一般的な市場への進出は、
今までとは販売方法も違って・・・という内容です。




■■ 今日の想い ■■
「 バナナ 」

うちの父は、バナナが大好き。
バナナダイエット? 
いいえ、そんな最近からのことではありません。
また、安くて、栄養満点!と、いう理由でもありません。

父の小さい頃は、バナナは高級品で、
運動会の時に、1人1本買ってもらえるのが、
最高に嬉しかった。

その刷り込みは、今でも覆されていないらしく、
父にとっては、バナナは特別な存在で、
スーパーの特売で、100円前後で販売されていても、
高嶺の花、バナナ様なのである。

フッと思う。
今、自分にそれほど、食べたいもの、欲しいものは、
あるのだろうか?

高度成長期の時は、たぶん、誰が同じものを望んでいた。
カラーテレビが欲しい。
バナナが食べてみたい。
自動車って、どんな乗り心地だろう。

不況とは言っても、
基本的な衣・食・住は満たされている現代、
人間の欲求は、さらに高度なもの、
「個」の時代へと入っている。

マスを狙った市場で、「誰もが本当に欲しいもの」を、
供給するのは難しくとも、
個々人にとって、本当に、欲しいものが、
まだ市場化されていない場合は、多々ある。

今回の保護インナーも、これによって病気を気にせず、
皆と同じ帽子が被れる、といった感想もあったとのこと。
特に、体育の紅白帽など、子供にとっては、
小さな違いがいじめの原因にもなりかねない。

小回りがきき、
ニッチ市場に入り込むことにも適している中小企業は、
そんな「小さな一人が本当に欲しいもの」を、
プレゼントする、幸せの起点にもなり得るのだ。

だから、皆さんも、誰かにとっての「バナナ」を、
創り出して下さい。


≪おまけ≫
ちなみに、
90歳になるうちの祖父にとっては、某有名チェーンの
フライドチキンが、ごちそうです♪
初めて食べたときの感動が忘れられないようで・・・

いつまでも、お肉を食べたい!と思える
元気なおじいちゃんでいて下さい。
posted by 秋田舞美 at 22:46| Comment(0) |  2−2.★執筆

2009年01月27日

『診断北海道』 第22号

『診断北海道』に、以下の記事を掲載していただきました。

「おめでとう!秋田舞美さん
  〜中小企業診断協会会長賞受賞〜」

とは言え、こちら、
診断協会北海道支部の広報委員会が企画・編集
していますが、実は、私、広報委員。。。(^^;

自画自賛ならぬ、自著自編???
PRばかりで、すみません。笑


■■ 今日の想い ■■
「 自らの生 」

結構、能天気な私ですが、
あまり体は丈夫ではなくて、
ちょっとしたことでも抵抗力が落ち、
今までに、数度、
死を覚悟した瞬間があります。

両親は、その度に、お医者様から、
その旨を告げられ、
とても親不孝だなぁと反省しています。


私にとって、「明日」はとても尊く、
「今日」は、昨日の延長として当たり前に
存在しているものではありません。

せっかく、今の日本という、
食すに困らない世に生まれ、
せっかく、自由な四肢を得ながら、
何故、人の不平、不満は果てないのでしょうね?

今日、この日に生を許された以上、
人は、それを精一杯生きるという
責務を負っています。

私が、中小企業経営者の方々にお会いして、
幸せだと感じるのは、
その生を、存分に、懸命に、
生きている方々だからです。

誰かを批判して、誰かに責任を押し付けて、
生きていくことは、ある意味、簡単です。

ただ、それは、
職業や仕事に対する責任だけではなく、
自分の人生に対する責務をも、
放棄してしまう生き方です。

すでに、今年最初の月が終わりに
近づきつつありますが、
今年も、自らの生に対する感謝と自覚を、
忘れないように、
お仕事をしていきます。


≪おまけ≫
新年から、ご無沙汰してしまいました。
すみません。

いつも以上に、直接、経営には関連性の薄い文章ですが、
私の仕事、そして、毎日の生に対する考えを、
記載したくなりました。
posted by 秋田舞美 at 00:48| Comment(0) |  2−2.★執筆

2008年12月27日

商工ジャーナル 1月号

(独)中小企業基盤整備機構のアシスタントマネージャー
の立場で、商工ジャーナル 1月号に記事を寄稿しました。
新連携という支援施策の認定企業をご紹介するというもの。

今回の記事は、函館で暖房機器製造、販売する潟Rーノ
学校、病院等大型施設向け暖房機の開発、販売のお話しです。

北国の大型施設(個室集合型)では、
室内環境や健康面から「温水パネルヒーター」に
代表される輻射暖房が良いとされていながら、
コストの面で優れた「FF式温風暖房機」が主流です。

そこで、立ち上がったのが、同社。
「学校や、病院にこそ、健康面に優れ、快適な暖房を!」
と、熱源内蔵型の輻射暖房機『真空パネルヒーター』を開発。

北国で、暖房機を販売するということは、
その故障が、時に人命を脅かす危険をも孕んでいます。
そのような状況下で、顧客の安全、安心、
そして快適な生活を願う、同社だからこそできた取り組みを、
私なりの目線で綴っております。

一般販売されている雑誌ではないようですが、
商工中金の店舗や関係機関には置いてあるかと
思いますので、機会がありましたらご覧になって下さい。



■■ 今日の想い ■■
【 謝恩 】

皆様の町に、おうちに、サンタさんは、やってきましたか?

最近、お知り合いになったある社長さんは、
毎年、クリスマスには、サンタの格好で子供達に、
プレゼントを用意するとのこと。
噂が噂を呼び、今年は、100名近いプレゼントを
用意しなければなかったとか。

しかも、馬とソリを用意したり、
(建設業なので)重機を利用して空から登場、
などという趣向もあるので、子供達にはたまりません。

このように地域に貢献されている社長さんは、
私の周りだけでも、実は、けっこういらっしゃいます。
お金もそうですが、忙しい方が時間をかけてまで、
なぜ、そうするのか?
そう聞くと、答えは、
「お世話になっているから。」
「地域の方に、支えられているから。」


自分で仕事を受けるようになって、
私にも少しだけですがわかって参りましたが、
自分に仕事を依頼して下さる方に対する思いというのは、
特別なものがあります。
例えば、画家が、初めて、絵を買ってくれたお客様を、
一生、忘れることがないのと同じように。

金銭の過多ではなく、恩に報いたいという思いを、
通常は、業務を通して実現しますが、
その他でも自分で役に立つことができれば、
という気持ちは、常に生じております。
その恩に報いたい、頂いた恩義を還元したい・・・

直接の顧客だけでなく、社会に対しても、
そのような気持ちを持てるような境地にいたることは、
なかなか難しいかと思います。

けれど、
私たちが、ただ通常の消費行動して行う物品の購入も、
実は、感謝の念に起点になりうる行動なのです。
このような感謝の念が、うまく輪廻を紡ぎ、
世の中がお互いを思う気持ちで回っていけるように、
まずは、「ありがとう」を言うところから、
始めてみたいなと、思っております。


≪おまけ≫
「消費を増やすよりも、欲望を減らす方が幸せになれる」
とは、セネカの言葉だったかと思います。

私が思うのは、
無欲からくる消極的幸せ(不幸ではない)よりも、
感謝する心を持つだけで、人間は、随分、
積極的な幸せを感じることができるのではないでしょうか?
posted by 秋田舞美 at 01:28| Comment(0) |  2−2.★執筆

2008年12月16日

企業診断ニュース 12月号

企業診断ニュース 12月号』に、
シンポジウムの話題が少々載っております。
お時間ありましたら、ご覧になって下さい。

ちなみに、診断士以外の方も、700円。
今なら送料無料! みたいです。笑

このような写真も載っております。
V|WE.jpg

なお、同誌の2月号には、論文を掲載して頂く予定です。


■■ 今日の想い ■■
【 帰属 】

CMやヒット商品番付を見ても、
「家族」や「絆」に焦点が当てられた本年。

自由を求めたつもりで、
 その先を見失った時に求めるのは、
どこかへの「帰属」ではないでしょうか?


家族へ、企業へ、地域やコミュニティへ、帰属する。

何かに帰属するためには、
 たぶん、
  自分が愛することからから、
始めねばならない。


私は、親バカならぬ、故郷バカですが、
北海道至上主義者ではありません。

誰もが、自身の故郷を愛し、
 そして、日本を愛し、
    暮らしていけるよう、
どんなに小さくても
一歩を刻んでいきたいと思います。

≪おまけ≫
私の尊敬するT先生 曰く・・・
「どこの人間かとは、どこで生まれたかではなく、
  どこで死ぬ覚悟を持って、今を生きているか」
だそうです。
posted by 秋田舞美 at 01:27| Comment(0) |  2−2.★執筆