2021年06月24日

付属していないという価値

先日、櫛付きドライヤー(カールドライヤー、くるくるドライヤー)を買いました。
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さて皆様、この一番左の丸いカール用櫛って使いますか?
(くるくる櫛って呼びますね)
私、使わないもので、一度も使わずに捨ててしまいました。


やっぱり・・・
捨てるのって・・・
嫌なものです。

エコじゃなくて、もしかしたらエゴなのかもしれないんですが、
捨てると分かっているものが付属しているのって、嫌なものです。



今回で言えば、私、同じ値段でも、
くるくる櫛ついている製品と、ついていない製品あったら、
間違いなくついていない製品選択していました。

けれど・・・
ほとんどの製品にくるくる櫛がついており、
くるくる櫛なしの製品を選ぶという選択肢はありませんでした。



このくるくる櫛って、何故付属しているのでしょう?
皆さん、このくるくる櫛、使っているんでしょうか?

「くるくる櫛を使わない!」という私の使用形態が特異であって、
皆さんはこのくるくる櫛、使っているのかもしれません。

ただ、私と同じ感性の方がいらっしゃるのではないか、
使っていない人がどれだけいるのか、
調査する価値はあるかと思います。



「ついているのが無難だから」
「ないよりは、あったほうがいいだろう」
というのが、多分くるくる櫛が標準装備されている
旧来の考え方だったかもしれません。


けれど、これだけエコや「もったいない」が浸透した今、
「ないことの価値」というか、
「付属していることでの価値のマイナス」
見逃してはいけないと思います。

posted by 秋田舞美 at 06:00| Comment(0) |  3−1.◎秋田流マーケ思考

2021年06月21日

父の日に、ビジネスモデルの転換を考える

昨日は父の日でしたね♪
感謝の気持ち伝えたり、伝えられたりできましたでしょうか?


私は母は亡くなっておりまして、父が存命。
札幌の実家に一人で暮らしております。

なので、結構、食べ物のお取り寄せを送ったりしてるのですが…
最近、送りすぎていて&父も色々作っていて、
冷凍庫がパンパンらしいのです!!!



何か美味しいものでも…と思っていたのですが、
冷凍庫NGがでてしまいました!

ムムムム…
( ノД`)…

という訳で、今年の父の日は冷凍庫にしようと思います!!


いえ、前からそうだったんですよー!
何かお取り寄せしようと思ったら、
まず冷凍庫の空き確認が必須でして!

サプライズプレゼントなんて、できやしない!
なので、毎回、
「冷凍庫、空いてる〜?」
って聞くのが、ストレスでして。

ビジネスでしたら、機会損失ですよね。


で、アレッ!?と思いまして。
そもそもの
前提条件である冷凍庫の容量
というものを見直したほうがいいのではないかと。

毎回、細部に気を使って機会損失するよりは、
前提条件を変更する根本原因究明解決のほうがいいですよね。



さてさて、マーケティングでも組織運営でも、
人は無意識のうちに、前提条件を作ってしまっています。

収納機器追加じゃなくて、お引っ越し。
外注先選択じゃなくて、社員育成。

前提を取り除いた、抜本的な改革が必要なタイミング、
適時、見直していくことも大切ですね♪



なお、父はオシャレが好きな人なのですが、
プレゼントだろうと何だろうと
気に入らなければ使わないタイプなので、
物質は、一緒に行った時じゃないと無理なのです!

まぁ、私も同様に気に入らないと使わないタイプなので!


※どうでもいいのですが、ちょうど10年前に記載した父の日のプレゼントブログがでてきました(笑)
コチラ
posted by 秋田舞美 at 06:00| Comment(0) |  3−1.◎秋田流マーケ思考

2021年06月10日

誰かの失敗が、結果の失敗につながるのは異常事態

ミス、失敗は絶対に起るもの。

発生していないのだとしたら、
@確率的にまだ発生していないだけで、これから発生する
A発生していることに気が付いていない
B発生を隠蔽されている
(Cその行為が失敗だと認識していていない)
でしかありません。


そして、ミス・失敗は絶対発生するものであれば、
誰かのミスが、結果の失敗に直結するのは、大変危険なこと。

ミスをした人間の責任ではなく、
制度設計・業務フローの不備として見直す必要があります。


原因究明は誰かを責めるためにではなく、
再発防止という観点から、絶対に必要なことなのです。


再発防止は、「ミスをしません!」という根性論では、
してはいけません!
posted by 秋田舞美 at 06:00| Comment(0) |  3−1.◎秋田流マーケ思考

2021年06月07日

相性

自分に似ている人と正反対の人、
どちらが相性が良いのでしょうか??

私は公私ともに、ずーっと自分と正反対の人と相性が良いのだと思っておりました。
私、面倒をみたい長女なので、面倒をみられたい末っ子好きですし♪


顧問先にも、
「秋田先生に顧問をお願いしたのは、
 私と正反対の人だと思ったから」
と、言っていただいたり!

そちらの経営者さんは、すぐ落ち込んでしまうそうなのですが、私は常に復活が早くガツガツ チャレンジしていると思ってくださっているようで(笑)
( ´艸`)


でもでも、最近思うのは、
表面上は正反対に見えても、

根底に流れるもの。
価値観や社会的観念、真摯さやひたむきさ。

そういった根本的な感性が似ていてこそ、
表面上の性格や、得意分野、役割分担が真逆なほうが、
何事もうまくいくのかなぁと思っております。


ひたむきに自分の信じるものに向き合い、
真摯に突き進んでいく。
そんな価値観を共有しながらも、

猪突猛進だったり、人との協力だったり、
私が苦手なもの・私が持っていないもので刺激をくれる。

最近はそんな顧問先に恵まれて、ハッピーな日常を送っております♪
posted by 秋田舞美 at 06:00| Comment(0) |  3−1.◎秋田流マーケ思考

2021年06月03日

合コン さしすせそ♪

最近、それなりに知られてきた合コンさしすせそ

さ:さすが!
し:知らなかった!
す:すごい!
せ:センスがいい
そ:そうなんだぁ!

※個人的には、「せ」強引すぎじゃない?と思ってるんですが・・・笑


何が言いたいかというと、、、
人って頼られたり、知識・知恵を求められたりすると嬉しいんですよね。


ですので、コンサルも!

自分が聞いてアドバイスするだけではなく、
経営者さんの専門分野はもちろん、経営のノウハウなどについても。
遠慮せずにアドバイスを求めて、質問することにしています。

コンサルだからって、何から何まで私がアドバイスするわけじゃない。

何でも知っていること、何でも教えられることだけではなく、
相手に頼ることができること、すごいと言えること。
これも、大切なスキルだったりするのです♪


※本当に、知りたい&すごい!と思った時にしか発言しておりませんので、私のコンサル相手の経営者さん、腹黒いと思わないでくださいね(笑)

posted by 秋田舞美 at 06:00| Comment(0) |  3−1.◎秋田流マーケ思考

2021年05月31日

売る人を馬鹿にすることは、買う人も馬鹿にしている

世間にに、様々な人間がいるように、
世の中には、様々なタイプの経営者さんがいらっしゃいます。


あまり褒められた行為ではありませんが、
同業他社のことを悪しざまにいう経営者さんも、
多くはないものの、少なくはない程度(微妙な表現。笑)には、
いらっしゃいます。


ただ、売る人を馬鹿にすることは、そこの商品を買っている人も馬鹿にすること。
同業他社を馬鹿にすることは、その商品を購入している、
自らの潜在顧客も馬鹿にしていることになります。


商品の良し悪しは、スペックの高さだけではありません。
心をうつかどうか。

お客様に選ばれている商品は、何らかの心に響く理由があってのこと。


同業他社を馬鹿にし、その購入者である自分の潜在顧客を貶めるより、
心を惹きつける「何か」を、学び取りたいですね♪
posted by 秋田舞美 at 06:00| Comment(0) |  3−1.◎秋田流マーケ思考

2021年05月24日

ありがとうの功徳

前回が、「ごめんなさい」のお話しだったので、
今回は「ありがとう」のお話しを。


私は、誰かのお役に立つことが好きです。
それと同じくらい、感謝されることが好きです。


サービス業などでは、
「感謝されるために、するわけじゃない」
「サービスすることは当然であり、お礼を求めないように」
「お礼を当然と思うな」
なんて、言われたりすることもありますが。

感謝されて嬉しいのは当たり前だと思います。
人間なんだから。

そして、感謝の意を感じてくれる方の、お役に立ちたいと思うのも自然なことだと思います。


これ自己満足とか、自分がお礼を言われたいかどうかだけではなくて、
私にお礼を言えない人は、他の人にもお礼を言えない人なんです。
ですから、私が何か動いたり、お役に立てた時に感謝の意を感じてくれない人に、人を紹介することは難しいです。

自分ができている!と断言できるわけではないのですが、
なるべく感謝の意は表して、しかもできるなら他の人がいる前で表していくことを、心がけています。


※私も、すごくお世話になったのに、感謝の意を忘れていることがないわけではありません!
戒めも込めて・・・
posted by 秋田舞美 at 06:00| Comment(0) |  3−1.◎秋田流マーケ思考

2021年05月20日

ごめんなさい の功績

ちょっと時間がたってしまいましたが、河野太郎行政改革担当相は12日夜、新型コロナウイルスワクチンの予約に対する混乱について、
「効率性より住民の平等性を重んじる自治体が多かった。
これは完全に僕の失敗
というコメントをいたしました。

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(画像は日本経済新聞様 河野氏「完全に僕の失敗」 ワクチン予約殺到で


失敗を認められる。
謝ることができる。
簡単に見えますが、これは大きな美徳であり、
今回の件も、政治不信になっている多くの国民の皆様には、信頼がおけると思える発言だったのではないでしょうか?


私は政党や河野氏のその他の政治行動について、肯定の意見も否定の意見も有していませんが、
河野太郎氏は祖父は河野一郎元副総理、父は河野洋平元衆議院議長と、所謂生粋の二世議員になります。

議員に限らず、二世〇〇と呼ばれる方たちの中には、
 ・大きく道を踏み外す方
 ・環境をうまく糧とする方
  (公表していない方も含め)
様々いらっしゃいますね。


ところで、子育てと部下育てには、共通する部分も少なくないかと思います。
(にもかかわらず、どちらかしか成功していないケースも少なくないですが。笑)

部下を育てる参考にするためにも、
きちんとした二世を育てた親御さんの皆様、
「自立した人間になる育て方」
的な著書を、皆様で記載してくれないかなぁと・・・いつも思っております。笑
posted by 秋田舞美 at 06:00| Comment(0) |  3−1.◎秋田流マーケ思考

2021年05月17日

デメリットの指摘はリスク管理

どんな案でも、100%メリットだけの提案はありませんし、
リスクや不都合のない提案もありません。


デメリットをあげて、できない・しない理由にすることは行動力のない人間のすることです。


また、デメリットをあげることは否定ではありません。
判断は、メリットとデメリットのバランスで行うものであり、デメリットの指摘はリスク管理です。


たまにデメリットの検討を、提案自体の否定だと受け取ってしまうケースがありますが、それは違います。


自分が聞くときも気を付けなきゃいけないのはもちろんですし、
私はコンサルタントですので、自分がアドバイスる時も、なるべく前向きにデメリットをあげている旨は強調するようにしています。
posted by 秋田舞美 at 06:00| Comment(0) |  3−1.◎秋田流マーケ思考

2021年05月10日

首をくくるかもしれない人間と、一円も失わない人間

大企業と中小企業。
色々な違いはありますが、大きな違いの一つに、

中小企業の場合、多くは経営者がオーナーであり、
倒産は経営者の人生を大きく狂わせるということがあります。


直接の顧問先ではありませんが、この仕事をしている以上、
夜逃げをした経営者、自ら命を絶ってしまった経営者。
色々な人生を見てまいりました。


経営者は、倒産すれば首をくくるかもしれない人間。
私も含めコンサルは、企業が倒産しても一円も失わない人間。

気合を入れたほうが良い場合、強く申し上げることもありますが、
基本的に、その立場だけは見失わないようにしています。


※大企業の経営者でも、被害者のいる事故や事件を起こした企業の場合は責任をとるかたもいらっしゃいますが、円満な(と言っていいか分かりませんが)倒産の場合は、金銭的に大きな損害を被るわけでもありませんので、人生への影響度は、中小企業の経営者とは比べ物にならないかと思います。
posted by 秋田舞美 at 06:00| Comment(0) |  3−1.◎秋田流マーケ思考

2021年05月06日

マーケティングとオペレーション

世間で「マーケティングの成功事例」とかって色々出てたりしますが、
これって、結構、難しくて。


マーケティング 〇
オペレーション ×
  →成果出ない

マーケティング △
オペレーション ◎
  →成果出る!こともある


だからです。


例えば、鳥貴族。
1つの居酒屋から始まったお店が、東証一部上場までいたしました。
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画像は、鳥貴族様HPより

基本的な戦略は、
「早い」「安い」「うまい」の提供だと思うんですよね

もちろん、全メニュー298円(税抜)が当たったのはありますが、
じゃあ、他のお店が298円均一やったら、他のお店が「早い」「安い」「うまい」を心がけたら、東証一部上場できるかと言ったら違いますよね。



今日のまとめは3つ。

●売上が伸びる要因は、
マーケティング × オペレーション

●中小企業のコンサルは、
実現する部分のオペレーションにも寄り添っていくことが必要

●オペレーションが定まってない(できてない)うちから、
マーケティングをしてはいけない!
※リスク管理の観点から大事故になりかねませんよー!
posted by 秋田舞美 at 06:00| Comment(0) |  3−1.◎秋田流マーケ思考

2021年04月29日

「ブレる」と「試行錯誤」

顧問先の取締役が、
「私、アリさんみたいな小さな虫なんです」と。

森の中にいるアリさん。
海に行きたいことは分かっているんだけど、どっちに進めばいいか分からない。
だから、磯の香りのするほうへ行ってみる。
でも、そこには崖が合ったりして、直線ではたどり着けないかもしれない。

右へ行ったり左へ行ったり。
試行錯誤を繰り返しながらも、ただ一心に海を目指せば、長期的に見れば海は近づいてきます。
最短距離で進むことはできなくても、いつか海に巡り合えるでしょう。

一見一貫性のない取組でも、その人の中で芯が通っていることもある。
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一方、同じように多くのことに取組んでいても、
流行りや思い付き、人の意見に流されて、何のゴールも方向性もなく取り組んでしまっている人・企業もいます。


他人から見れば、バラバラに見える取組をでも、
一つの方向に向かって手探りで一歩一歩進んでいるのと、
自分が行きたい方角も分からないのでは、
雲泥の差です。


個人であれば個々の使命に、企業であれば経営理念に照らし合わせて、そこに沿った行動をしているかどうか。

目的地があるのか。
自分の軸があるのか。

表面上の行動ではなく、自分の中の軸。
これが大切ですね。
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私も、当初コンサルだけをしていて、講演始めて、ホームページ制作までして。
だけど、私は企業が自分の個性を活かす「尖り型マーケティング」によって、値下競争などの奪い合うマーケティングではなく、創り出すマーケティングとなり、

個々の企業の売上だけではなく、業界の発展、景気の向上、社会の幸せに貢献すると信じています。
ですので、どの事業も「社会の幸せに貢献するマーケティングを世の中に広めていく」という意味では、一貫した行動だと思っております。


※追記:ご本人談
アリさんはたまに幽体離脱して、魂が森からスッと出る瞬間があるそうです。
たまに上から海まで俯瞰する。
けれど、結局体は生身のありなので、意識が戻ると地上を這っていかねばならぬ・・・

その繰り返しで、自分の信念を信じ邁進しているところということです!


by (株)ニィニ 保坂郁美取締役



※本日、ブログの更新日だったのにサックリ忘れてました!
昨日の夜22時までは覚えてて、ほぼ記事もできてたのに、そのまま寝てしまいました!笑
毎日ブログ記載していた時は、苦痛だったので強迫観念で絶対に忘れなかったんですが。
私も余裕を持ってブログに取組めるようになったものです♪
  ↑プラス思考
皆様、申し訳ありませんでした。
posted by 秋田舞美 at 12:00| Comment(0) |  3−1.◎秋田流マーケ思考

2021年04月22日

どうなりたいか!

中小企業、特に創業者や個人事業主の場合、客観的にベストな利益の出る戦略を提案しても、本人がやる気になるかどうかは別問題です。


特に創業とは、生き方の一つです。
ですので、利益は上がるけど好きなことができない。
利益は上がるけれど、神経をすり減らす。

そのような手法は、いくら利益が上がっても受け入れられないというのはありますよね。


状況が切迫していれば、そんなことも言ってられませんし、
大きな企業になればなるほど社員を支えていかねばならず、客観的な指標が求められます。

ただ、創業者や個人事業主の場合は、より「どう生きるか」という側面がクローズアップされてくるかと思います。


昔は、売上を伸ばせるマーケテイング手法を提案しても社長さんが乗り気ではなかったとき、
「やってくれれば、売上伸びる可能性高いのに―!!」
って思っちゃってましたが。

私たちコンサルは、自分で実行するわけではないので、経営者さんが納得して動こうと意思を持つ提案をしなければ、どんなに素晴らしい手法であっても提案価値はゼロです。
経営者さんが「どう生きたいか」に沿ったコンサルを行っていくことも大切ですね。

posted by 秋田舞美 at 06:00| Comment(0) |  3−1.◎秋田流マーケ思考

2021年04月12日

信じるものを貶めぬため

自分が信じるもの以外認めないのは、
視野の狭い中でしか、それを選べていないか、
実は、それに自信がないかのどちらか。

つまり、どちらにしても自分の信じるものを貶めていることに他なりません。


本当に、信じるものであれば、他のものと比べずともそれを誇れるはずですし、
他の物を選ぶ他者も尊重できるはず。

自分が好む人、職業、行為。
それを貶めぬためにも、広い視野で、他者を認めることで、そのものの素晴らしさを伝えていきたいですね。


※ちょっと違いますが、マナーの良いファンを持つ芸能人は「さすが!」と感じるのも、この延長だと思います。


(まだ終わっていなかった)確定申告他、業務に追い立てられておりまして・・・
本日はサックリ、これで失礼!笑
posted by 秋田舞美 at 06:00| Comment(0) |  3−1.◎秋田流マーケ思考

2021年04月08日

補助金の目的は、「補助金をもらうこと」ではない

■今期効果 286%→400%
千葉商大大学院 中小企業診断士養成コース(社会人)の元生徒さん&機械卸売商社の社長さんがFacebookに投稿をされていたのが、ちょうどタイムリーな話題でしたので、許可を得て記事に・・・


ちなみに、以前ブログでも紹介させていただいた
昨年一年分の新規顧客が一週間で!」の
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(株)ケーエスアイ 岡部社長です
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■岡部社長のFacebook文章
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
いよいよ最後の精算払請求書まできました^_^
この補助事業計画の実行で、当社はとてもよい成果を得ることができました(^^)v
本当にありがたく思います。
千葉商大で、申請書のひな型を元に講義をしてくれた美人女性診断士の先生のおかげで、卒業してすぐに採択率の高い第一回目の募集にタイムリーに申請できて、チャンスを逃さなかったのがよかったのではないかと思います。感謝ですd( ̄  ̄)
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>



はい! 
美人女性診断士の秋田です!笑
大事な事なので、赤字にしてみました!笑

私は授業をしただけで、それを参考に事業に取り組んだ岡部社長の発想力&行動力のなせる業なのですが、感謝していただき恐縮です!!



昨年度の驚異的な新規顧客開拓のキーは、持続化補助金の活用が大きかったとのこと。
その成果も素晴らしいですが、今日スポットを当てたいのはこのコメント!


■岡部社長がFacebookにしていたコメント
>>>>>>>>>>>>>>>
この補助金を頂くと、販路開拓のためのホームページからDM発送までに使った投資額に対する今期一年間の効果(新規顧客売上高÷投資額)は、286%から、400%に跳ね上がります。
しかも次年度以降は、HP制作費用などの投資額を抑えて、同様の効果を見込めるので、バイバイゲームが期待できます。
補助金の効果って、凄いと思いますΣ('◉⌓◉’)
>>>>>>>>>>>>>>



しっかりとした事業計画を立て、投資対効果をしっかり念頭に置いて取組み、結果を出している。
素晴らしいですね!



■補助金ハンター!?
一方、、、
最近、コロナ関連もあって、高額な補助金が多数募集されていますが、
「こうすれば補助金をもらえるんじゃないか」
「事業をこうすれば採択されるんじゃないか」
という企業さんが散見されます。


補助金を「事業計画を遂行するための助けにすること」、「成果を出すために活用すること」は素晴らしいことです。
ただ補助金をもらうことが目的化してしまい、補助金のためにねじ曲がった事業計画を作成するのではれば、補助金採択はむしろ経営に悪影響を及ぼします。



「申し込めるんで申し込みましょう!」
「数百万円〜数千万円が手に入りますよ!」
企業の内情も知らずに、手数料目当てで近寄ってくる悪質コンサルタントの存在も、社会問題化しています。

事業計画遂行のために、補助金をもらうのは有用なこと。
けれど、補助金が欲しいから事業計画をひねり出すのは本末転倒。
愚かなことでしかありません。


以前、補助金ハンターみたいな取組をされており、素晴らしい獲得率だった企業さんが、結局倒産してしまった事例も知っています。
もし現在、補助金の獲得を目指してらっしゃる経営者さんがいらっしゃったら、そちら本当に御社に必要な補助金か、再度、検討してみてください。


(株)ケーエスアイのように正当で有用な活用を参考に、こういったきちんと投資対効果を見据えた、未来を考えた補助金活用を行っていきましょう♪
posted by 秋田舞美 at 06:00| Comment(0) |  3−1.◎秋田流マーケ思考

2021年04月05日

SNS時代の「多くの人は、見たいと欲する現実しかみない」

4月1日のFacebook、Twitterは楽しいエイプリールフール投稿とともに、新入社員へのアドバイスなどなどが溢れておりました。

「ダメだと思ったら、すぐに辞めてね」
「自分を壊しちゃいけない」
「向いている企業はたくさんあります!」
時代的なものもあってか、特にTwitterでは、「逃げる」ことを肯定するアドバイスが溢れていました。


もちろん、心身両面での体調をくず前に、きちんと離脱することは大切なのですが、それがどういう人の心に刺さるかは、なかなか難しいものがあります。

というのも、「もっと頑張ろう」は、頑張りすぎな人に刺さり、
「頑張り過ぎずに自分を大切に」は言い訳をしたいサボりがちな人の心に響いてしまうのです。
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もしかしたら、上記のような「逃げ」を肯定するメッセージは、「逃げ」を日常としてしまっている主体に、強く訴求することになってしまっているかもしれません。
(メッセージを送ることは自体は、素晴らしいと思います)


他にも、例えば、
「むやみに救急車を呼ばないで」も、元から遠慮深い人はさらに遠慮することになるのに、本当に遠慮してほしい人にはメッセージが届かなかったりもする。

情報の伝達って、本当、難しいですね。



■メッセージの選択性
首題の通り、
多くの人は、見たいと欲する現実しかみない(※下部注)
ものです。

これは、ユリウス・カエサルの言葉とされますが、
人は自分に興味がある情報にしか注意を向けない。
自分と感性があう情報だけを積極的に選択していく傾向があるのです。

※塩野七生氏のローマ人の物語に出てくるものですが、カエサルの台詞の正確な表現としては存在せず。
塩野氏による「人はほとんどの場合、望んでいることを喜んで信じる」の意訳ではないかと言われています。

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※画像は、塩野七生先生のローマ人の物語より
 ユリウス・カエサルの章 6冊



マーケティングでも苦労する点ですが、メッセージはそれを届けたい主体が、うまく趣旨を認識するように発信する必要があります。
けれど、発信主体と受信主体の根本常識があまりに違うと、それがなかなか困難。

マーケティングの際には、伝えたい人に伝わるか
伝えたくない人にだけ、強く伝わる表現になっていないか。
注意して見ていかなければいけません。



■確証バイアス
この「信じたいものしか見ない」という傾向は、似たような状況を表す心理学の用語がありまして。
確証バイアス(confirmation bias)といいます。


これは、仮説などを検証する際にそれを肯定する情報ばかりが目に入り(肯定する情報ばかりを収集し)、反証となる情報を無視または集めようとしない傾向のことをいいます。
結果として、実は少数である事象を、本来の確率よりも高く発生する事象と誤認することです。

ザックリ言うと、「Aじゃないかと思いこむことで、Aにあてはまる事例ばかりが目に飛び込んでくる」ですかね。

例)黒とピンク
黒よりピンクを好む人が多いのではないか?
  ↓
黒よりピンクを好きな人ばかりが印象に残る
(山田さんも、田中さんも、高橋さんも・・・)
  ↓
多くの人が、黒よりピンクが好きだと結論づける

※実際は、黒よりピンクを好きな人は20%であるのに

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こうして、心理学の用語にもなっているほど、人は「見たいと欲する現実しかみない」傾向のある生き物なのです。



■フィルターバブル
確証バイアスを調べ直していて、私も今日知った言葉なのですが。
フィルターバブル(filter bubble)という言葉を見つけました。


YouTube、Facebook、ソーシャルメディアでは、自分が今まで見てきた履歴に従って、表示される記事・投稿が選択されていきます。

Googleなどのアルゴリズムも詳細に公開されてはいませんが、個人の検索履歴が検索結果に影響を及ぼしていると言われています。


よって、興味のある情報しか提供されてなくなっていくという環境のもと、興味のあるものだけしか見ないという傾向は、さらに加速されていくことになります。

この現象をフィルターバブルというそうです。
「インターネットの検索サイトが提供するアルゴリズムが、各ユーザーが見たくないような情報を遮断する機能」(フィルター)のせいで、まるで「泡」(バブル)の中に包まれたように、自分が見たい情報しか見えなくなること。
(Wikipediaからの引用です)
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好む趣向を選別してもらうということは、雑多な情報を排除し、情報のインプットを快適にする一方、中立的なバランスの良い情報選択を阻害することは自明の理でしょう。

ちょうど最近、YouTubeをよく見ている方の一部で、思想の偏りが激しくなってきていると感じる場面もあり、こういった事象に対する警笛は今後重要になってくるかも。

マーケティングの問題のつもりで記載していた文章なのですが、なんだか社会問題への懸念になってしまいました。



■新入社員の方へ
私のブログ読む人で、新入社員のかたは少ないかもしれませんが、一応。


本当、おばちゃんっぽいアドバイスで恐縮ですが、まず3か月間は頑張ってみてください。
新卒入社って1回しかできないんです。

本当に、殺されそうな激務や明らかに犯罪の香りのする企業であれば別ですが。
99%以上は3か月は勤めたほうがプラスになる企業だと思いますし、8割は3年は務めたほうがプラスになる企業だと思います。
(素晴らしい会社だったのに、2年半で辞めた私が言うことではありませんが。)
(私の新卒入社の企業についてはコチラの投稿を)


何か、地に足のついた分野で、他にやりたいことができたのでしたら別ですが、追っているものが夢であれば、お仕事と両立はできませんか?
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本当、詰まらないことしか言えずにスミマセン。
ただ、夢を追って成功した、超人的な才能のあるかたのアドバイスを鵜吞みにすると、人生を転げ落ちかねませんので。

私のこのアドバイスを含めて、アドバイスした人間は責任なんて取ってくれませんから。
過剰に信じちゃいけません

「多くの人は、見たいと欲する現実しかみない」ことを心に刻んで、自分でリスクを見定めて行動できるようになってくださいね。

posted by 秋田舞美 at 06:00| Comment(0) |  3−1.◎秋田流マーケ思考

2021年03月30日

そのターゲットにとって新しければ、結果は出る

先日、ある業界紙への広告を監修させていただきました。
すこぶる評判が良かったと!

結果がでて、良かったです♪


なんですが。
別に、その広告、世の中にとって目新しい感じのクリエイティブな広告ではなかったと思います。

いくつかのCMや広告も参考にしましたし、
それなりによく見る、ある意味オーソドックスな手法&デザインで企画・構成いたしました。


では、なぜ結果が出たのか。
使い古された広告企画であっても、その業界紙を見るターゲットにとっては新規性のある、目新しい感じの広告だったからです。
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カッチリとした業界に、かなりカジュアルなデザイン&キャッチコピーを持ってきたんですね。



■ターゲットにとっての新しさ
何かを訴求する時に大切なのは、
社会全般にとって目新しいことではなく、訴求したいターゲットにとって新しいことなんです。


漫画の表紙にはよく使われるキャッチコピーやデザイン構成でも、ビジネス書でそういった雰囲気の表紙を作ったら目新しかったりしますよね。
これは、ビジネス書という市場や、それを購入するターゲットにとって、そのデザインが新しいものだから。



■流行の浸透スピード
業界にとっての目新しさについては、ターゲットにおける流行の進行スピードとも関連してきます。
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例えば、女子高生の流行語はおじさまにはわからない。
けれど、少し遅れて(女子高生にとってはその言葉に飽きてきたころに)、おじさま達が意味を理解して、おじさま間で流行ったりもします。笑

ぴえんとか、今、その段階ですかね?
もう違いますかね??


ターゲットによって流行の浸透スピードが違うこと。
それは、ターゲットによって新規性を感じ、感動を呼び起こされるタイミングも違うということです。



■流行った直後が一番ダサい
不幸なことに、流行とは流行った直後が一番ダサものなんです。

ファッションでもなんでも、一度、大流行をしてしまうと、その流行が過ぎ去った時に、それが「とてつもなく古いもの」と感じられたりするんですよね。
一周回ると再ブームが起こったりしますし、今、80年代のお洋服は逆に新鮮に見えたりするのではないでしょうか?

流行の最先端の人から見れば、2〜3年前に流行った流行が、今、一番ダサいんです。
もちろんデザインや広告についても、これは同様です。
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2〜3年前に若者に流行ったデザイン
 =デザイナーとしての感性がニブいと思われる
 =デザイナーにとって、一番ダサい
と判断されることも多いんじゃないかと。


ただ、
デザイナーさんにとってダサい(使い古された、少し前に流行った)デザインや表現手法でも、その広告や商品を見るターゲット市場にとって目新しければ、それは新たな感動をもって受け入れられます。



■ダサいかどうかは、ターゲット次第
以前から使い古した手法の広告でも、数年前に流行った微妙に時代遅れな(最先端のセンスを持つ人からはダサい)広告でも、ターゲットや市場にとって新しければ、それは驚きと訴求力を持った広告になります。


そして、一度流行った広告であれば、心に訴えかける力は強いというケースが多いので、成功する確率は高まります。


完全にオリジナルのクリエイティブさを求めるのもいいですが、市場・ターゲットにとって新規性は違う。
ちょっと頭に入れてみてください。
posted by 秋田舞美 at 06:00| Comment(0) |  3−1.◎秋田流マーケ思考

2021年03月29日

もしやブランディング!?

私、専門はマーケティングです。

マーケティングとは、
 企業および他の組織が
 グローバルな視野に立ち、
 顧客との相互理解を得ながら
 公正な競争を通じて行う
 市場創造のための総合的活動である。
(日本マーケティング協会による定義)

ですので、全ての市場創造活動。
とても幅の広い言葉です。


なんですが、、、


■マーケテイング否定派の声
「私もマーケティングをすれば、もっと売上が上がるんでしょうが・・・」 
(暗に、「そんなことはしたくない」というニュアンス)

「安易なマーケティングに頼ることなく、自分の信じる道を進んでいきます!」

こんなことをおっしゃる中小企業の経営者さん、実は結構いらっしゃいます。


この方たちにとっては、「マーケティング」=「金にものを言わせただけの広告宣伝」というイメージのようで。

「自分たちは、お金がないから広告がうてない。」
「商品力では負けないのに!」
中小企業が大手企業に対して思う、こういった心理がマーケティング否定につながっているようです。

「あの人たちは、マーケティングに力を入れられるだけの資金力があるからできるんだ!」と。
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なので、「マーケティングではなく、商品の良さで売っていきたい」という言葉が出てくるようなんですね。


商品企画はもちろん、商品品質の向上でさえ、実はマーケティングの一部ともいえるんですが、売れる原因として「商品の良さ」と「マーケティング」は対義語のように感じてしまうようです。

中には、ヒット商品を「商品は良くないのに、マーケティングがいいから売れている」というゴリ押し・押売りのようなイメージで捉えている経営者さんもいらっしゃらないわけではありません。



■マーケティングという言葉
ちなみに、私、「尖り型マーケティング」と「マーケ道」で商標を取得しておりますし、マーケティングのコンサルタントと自称しております。

ただ、マーケティングという言葉が幅広すぎて、上記のような考えの方に、私の今やっているお仕事を理解していただくのがなかなか難しい。


私は、企業の尖り(個性、コンセプト)を見出し、それを軸として企業のなりたい姿を設定し、ターゲットを定め、少なくとも中期3年以上・基本的に10年後の長期までを見据えた販売戦略を立案するお仕事です。
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広告宣伝もある程度のアドバイスはいたしますが、それは販売戦略の一環としてであり、広告宣伝でプロである広告代理店や専門のデザイナーにはかないません。


最近、私がやっているコンサルティングって、一般的に認識されている言葉で言うと「ブランディングという言葉に近い行為なのかなと思ったりもします。


ブランディングって、マーケティングの中の一手法なので、私は様々なものを包括してマーケティングという言葉を使っているんですが・・・
マーケティングはブランディングの上位概念ですから。


■マーケティング
 ▼ブランディング
 ▼広告宣伝 
 ▼ターゲティング
・・・

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私は、本来の意味のマーケティングという言葉が好きなので、商標もマーケティング、肩書もマーケティング・コンサルタントにしています。

ただ、
「相手に伝わるように、伝える
がマーケティングの基本ですから、
「本来はマーケティングなんだからいいんだもん!」
と開き直るのも違う気がして。



■ブラン道
私が取り得る選択肢は2つ。

@私がブランディングへ転向
「マーケティング」コンサルタントを、「ブランディング」コンサルタントに変更する。

Aマーケティングの素晴らしさの啓蒙
私自身が、マーケティングの正しい定義を浸透させる。
そして、マーケティングとは市場創造、つまり自社にとっても社会にとってもプラスになる素晴らしいものなのだと啓蒙していく。


ずっとAのつもりでやってきましたが、マーケティングのすばらしさを啓蒙する一つのステップを割り切って、ブランディング・コンサルタントと名乗るのも一考かなと思う今日この頃・・・

でも、「尖り型ブランディング」も「ブラン道」も、何か語呂が悪いなぁ(笑)
私の個人の悩み?について、長々と失礼いたしました!
posted by 秋田舞美 at 06:00| Comment(0) |  3−1.◎秋田流マーケ思考

2021年03月26日

知らないといえるのは、自信があるから

■無知と言える自信
昔、知らないことは恥であり、「知らない」ことが相手にバレることは、無能さを悟られることだと思っていた時期があります。

なので、お問い合わせがあったけど、自分の詳しい分野ではなかったときは、本を買って勉強してから臨んだりしておりました。


けれど、今は違います。
今、私はマーケティングのプロとして自分の専門知識に自信を持っているので、他分野について無知であることを隠す必要がありません。

知ったかぶりをせずとも、自分の専門に自信があるから、胸を張って「知らない」ということができます。
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■既知を装うのは罪
無知を隠すのは、自信がないからだけではありません。
金銭的な理由その他から、仕事を取りたくて、故意に無知を隠す場合もあります。


ただ、15年以上、中小企業診断士という資格を保有してきて、企業の倒産にも数件立ち会いました。
そして、自分が相談に乗った社長さんが、数か月後に命を絶ってしまうという経験もしました。


専門知識とは、多少、本を読んだだけで補えるものではありません。

チャレンジするのは悪いことではありませんが、企業はコンサルタントの実験場ではありません。
誰も挑んだことがない分野だからと、双方の合意でチャレンジするのは別ですが、自分に経験がある風を装って、自分が知っているふりをして、よく知らない業務に挑むのは、罪意義あの何物でもありません。


企業は、私のアドバイス次第で倒産することもあり、経営者、その家族、従業員、そしてその家族、皆が路頭に迷うことだってあり、
経営者が命を落とすこともあり得る。

無知を既知と言い換えることは、場合のよっては殺人にも等しい行為です。
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■無知を隠すのは悪
中小企業診断士のお仕事は、独占業務があるわけではありませんが、
士業の多くが独占業務を持ち、事務作業負担の割には高い報酬を請求できるのも、「プロ」として仕事をしているからにほかなりません。


その分野に関し専門的な知識を有すこと。
そしてその専門性から、確率の高い解決手法を導くことができること。
そして、その関与が結果に大きな影響を与えること。

それが、士業であり、
武士の「士」という文字が当てられている理由だと思います。


失敗をするのは良いことではないけれど、悪ではありません。
ただ、できないことについて、できるふりをして仕事を取るのは悪であり、プロとしての風上にも置けない行為です。
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posted by 秋田舞美 at 06:00| Comment(0) |  3−1.◎秋田流マーケ思考

2021年03月25日

私は優秀で、ドヤッで、間抜け 〜SNS発信〜

士業やフリーランスとして独立する、又は企業の社長となると、SNSとの距離感も考えなければいけません。

私は、
・Twitter:アカウントあるけどほぼ休止中 
・インスタ:アカウントあるけどロム専
・Facebook:週2〜3回
みたいな活用方法です。
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■最低限:マイナスの発信をしない
まず最低限のポイントとしては、やはりマイナスの発信をしないということです。
毒舌キャラとして売っている場合は別ですが。


やはり、グチとか悪口言っている方にはお仕事頼みたくないなぁと思いますし、自分も悪口書かれるのかなぁなんて思ってしまいます。

会社員だったころから知っている若い方で、上司のグチとか呟いていたかたが、独立してSNS上でうまく立ち回るようになって成長したなぁと。笑
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「友人限定公開だから」「公開範囲設定しているから」なんていう方もいらっしゃいますが、
今の時代、スクショも取れますし、特に、フリーランス系や士業のように、企業と個人がほぼ一体のお職業ですと、Facebookでの友人もどんどん業務関係の方の割合が増えてきます。



■ブランディング:3語で表す
マイナス面を発信しないのは最低限の守りですが、ブランディングとして攻めの活用手法も。


人って多面性を持った生き物です。
恋人、家族、学生時代の友人、社会人からの友人、同業者、会社仲間、取引先。
少しずつ、見せている自分は違う。

そしてどれもウソではなく、それぞれ真実の自分の一側面を切り取ったものかと思います。


ブランディングを考えていくときは、職業人としての人格をどう見せていくか、どの側面を見せていくか、予め決めておく必要があります。

特に、対面と違い、SNSやネット情報では伝えられる情報が限られますので、よりイメージ発信に気を遣い、ブレや矛盾がないようにしていく必要があります。


分かりやすく自分を印象付けるために、自分の中のどの側面を切り取っていくか。
私は、3つの単語を設定することをお勧めしています。
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例えば、私でしたら、
去年までのブランディング3語
 〇優秀
 〇華やか
 〇間抜け


の3語でした!


優秀な実績をPRし、
数少ない女性診断士として華やかさをアピール
かつ、親しみやすさを出すための間抜けさをプラス。

みたいな感じですかね



で、去年位から、
現在のブランディング3語
 〇優秀
 〇ドヤッ!
 〇間抜け



優秀と間抜けは変わりないのですが、年齢を重ねてきたこともあり華やかさを外し、かつ経験を重ねたドヤっ感&自信感をプラスしてみました。

ちなみに、ドヤッで絶対的な自信ありますキャラと設定することで、前よりコケティッシュな感じマシマシにしているつもりです。


結果を出せる優秀さに加え、
自分に自信たーっぷりで、
でも、間抜けで親しみやすい。

さらに腹黒くなった気がしますが、これが私が心がけているブランディング設定です。
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ネタバレしちゃうと悪い人みたいですが、

一例として、私は吉野家で牛丼を食べた投稿はしますが、高級なレストランでお食事しても、基本的に投稿しません(笑)
ブランディング的な親しみやすさを崩したくないからです。
 ↑腹黒い

そして自分の成功案件を投稿するとともに、数回に一回は、自分の失敗投稿をすることにしています。


このように自分の中での3語の指針があると、投稿の方向性も決まり、ブレのない自分が発信できます。
情報発信、ブランディング、3語でまとめる、参考にしてみてください♪
posted by 秋田舞美 at 06:00| Comment(0) |  3−1.◎秋田流マーケ思考